八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
« 初夏の暑さです! | メイン | 採れたて新鮮の山菜ウド・生活の様子 »
田植えをしました!
2017年05月24日
21日(日)は、2回目の農家活動を終えてセンター入りをしました。
午後からは、みんなで田植えをしました。天気も良く、田植え日和となりました。
田植えの前に、田んぼの前に簡易的な祭壇を構え、自然の神様に豊穣を祈念する祭儀の体験を行いました。
人間が生きるために必要な作物を育てるには、人間の力だけでなく、自然の力が必ず必要であるということ。古来日本人は自然のあらゆるものに「神」が宿ると信じ、畏敬の念を持って祈りを捧げてきた精神文化があります。
都会から離れ、自然に近い暮らしをする学園生にとって、自然に対する「畏れ」の体験の1つです。
祭儀では、神籬(ひもろぎ)に降りてくる神様に、黄金の稲穂を模した黄な粉握りと人間が生きていくために必要な塩と水をお供えし、祭儀の後は、黄な粉握りをみんなでいただきました。
田植えは、昔ながらの手植えです。学園生は、一列になって苗を植えていきます。苗をまっすぐ植えるのは難しく、最初は苦戦している様子で尻餅をついてしまう学園生もいましたがしたが、コツをつかむと一列一列とどんどん苗を植えていきました。「苗ちょうだい!」と学園生の声も田んぼに響いていました。
これから水の管理、草取りをして稲の生長を見守っていきます。