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やまなみだより 月別アーカイブ(2017年5月)

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

八坂学園キャンプ、 農家入り


5月28日(日)から29日(月)にかけて、八坂学園生でキャンプを行いました。

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センター近くのならの森キャンプ場まで、代わる代わるリアカーでキャンプ用品を運びました。

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 キャンプに着くと、さっそくグループに分かれてテントを立て、 

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その後、ピザ、ポトフ、ケーキ、ご飯担当に分かれてかまどを作り、調理しました。ピザ班はドラム缶窯でミックスやシーフード、マシュマロなど数種類のピザを15枚以上焼きました。

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ご飯班・ポトフ班は、火起こしに苦労していましたが、他の班からの協力も得ながら、火を絶やさないようにと、何度も息を吹きかけていました。ご飯はおこげ入りに、ポトフは野菜たっぷりのヘルシー料理に仕上がりました。

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ケーキ班は絵本「ぐりとぐら」の中に出てくるケーキを作ろうと、「うぉー!」と叫びながら、メレンゲを泡立てていました。

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夕食後には、近くのグラウンドに寝そべり星空観察をしたり、焚火でマシュマロ焼きをしたり、思い出話に花を咲かせるなど、大いに盛り上がりました。

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今日は農家入りの日。

昨晩には荷づくりや部屋掃除を全員で行い、今朝はいつも以上に膨らんだリュックを背負い、学校に向いました。

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次のセンター入りは、6月12日です。



畑作業・美麻地区運動会


今週末は、八坂学園と美麻学園とで分かれての活動でした。

5月27日(土) 畑作業

美麻小中学校のPTA作業は午前中で終わり、午後は畑へ行き、苗の定植をしました。良く晴れて、気温も上がりました。

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成長する前の野菜は特徴をよく知っていないと見分けることができません。「これってカボチャだっけ?」と、植えている苗を確認している姿も...。

30分程で作業を終え、草取りをして帰りました。

5月28日(日)美麻地区運動会

天気が心配された運動会でしたが、朝は曇っていたものの、徐々に雲が減り、午後からは快晴となり運動会日和の一日でした。

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親子や夫婦で参加できる種目もあり、1人1人にスポットの当たる運動会。地域の皆様と一緒に楽しみました!

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お昼のお弁当は農家さんを囲み、楽しく頂きました。

グラウンドの向こうには雪の残る北アルプスが姿を見せ、景色も一緒に楽しむことができました。

最後には全員でのじゃんけん大会があり、運動会は盛況に終わりました。各地区の慰労会にも参加させて頂き、地域の方と親睦を深めることができました。



採れたて新鮮の山菜ウド・生活の様子


先日の夕食には、センターの畑で採れたばかりのウドを使ったウドの葉の天ぷらとウドの茎のきんぴら料理が並びました。

「独活の大木」というように、「独活(うど)」は、成長すると固すぎて食べられなくなり材木としても折れやすくなるという、図体ばかり大きく、何も役に立たないとの例えで用いられますが、食べごろのウドは歯ごたえもよくとてもおいしいです。

採れたて新鮮のウドの料理とともに、どんどんご飯が進み、すぐにお替りがなくなりました。

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また、「お互いが気持ちよく生活する」ためのミーティングも行われています。

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生活が慣れてきて自分たちで時間を作れるようになり、太鼓の練習時間も確保できるようになってきました。

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季節が進むたびに、子どもたちのできることも着実に増えてきています。



田植えをしました!


21日(日)は、2回目の農家活動を終えてセンター入りをしました。

午後からは、みんなで田植えをしました。天気も良く、田植え日和となりました。

田植えの前に、田んぼの前に簡易的な祭壇を構え、自然の神様に豊穣を祈念する祭儀の体験を行いました。

人間が生きるために必要な作物を育てるには、人間の力だけでなく、自然の力が必ず必要であるということ。古来日本人は自然のあらゆるものに「神」が宿ると信じ、畏敬の念を持って祈りを捧げてきた精神文化があります。

都会から離れ、自然に近い暮らしをする学園生にとって、自然に対する「畏れ」の体験の1つです。

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祭儀では、神籬(ひもろぎ)に降りてくる神様に、黄金の稲穂を模した黄な粉握りと人間が生きていくために必要な塩と水をお供えし、祭儀の後は、黄な粉握りをみんなでいただきました。

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田植えは、昔ながらの手植えです。学園生は、一列になって苗を植えていきます。苗をまっすぐ植えるのは難しく、最初は苦戦している様子で尻餅をついてしまう学園生もいましたがしたが、コツをつかむと一列一列とどんどん苗を植えていきました。「苗ちょうだい!」と学園生の声も田んぼに響いていました。

これから水の管理、草取りをして稲の生長を見守っていきます。



初夏の暑さです!


ここ数日は朝から15℃前後、昼は30℃近くなり、暖かいというよりも暑さを感じる日が続いています。・・・といっても内陸高地に位置する八坂は、ひとたび風が吹けば、汗がスーッと心地よく引いていくような爽やかな暑さです。

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センター周辺では田植えが終わり、外を歩けばのどかな棚田風景が目に飛び込んできます。夜には蛙の大合唱が聞こえ、窓には蛾などの虫が寄ってくるようになりました。

そんな、夏の足音を感じる日々を過ごしています。

子どもたちは21日にセンター入りをしています。



GW活動


晴天に恵まれた大型連休は活動が盛りだくさん。保護者の皆様にもご来園頂き、充実した連休となりました。

・5月3日(水)センター入り・畑作業

初めての農家活動を終え、センター入りしました。

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午後は畑でジャガイモを植えました。他にも畝立てや肥料まき、継続生は、一坪百姓として自分の作りたい野菜を育てます。

・4日(木) 味噌仕込み

GW恒例の親子作業です!2週間前に作った味噌玉を潰して、塩・麹・水と一緒に混ぜ込みます。

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塩分が強いので、手を入れているだけでヒリヒリしますが、樽の底まで手を突っ込んで混ぜました。1週間後、水を加えて調整していきます。

5日(金) 親子山菜採り

みんなが楽しみにしていた山菜採り。4つのコースに分かれ、それぞれ採れやすい山菜を狙います。

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こちらはタラの芽。棘に気をつけながら採ります。

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持ち帰った山菜は、選別をして天ぷらに。

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天ぷらうどん、いただきます!

麺は長崎県から取り寄せた五島麵。椿油入りでツルツルした食感と、時間がたっても伸びにくいのが特徴。「おいしーい!!」と大好評でした。

午後は代かきをしました。田んぼの保水力を高めて、稲の根が張りやすくするために、田んぼの土を砕いてトロトロにする作業です。気温が高く、陽も差して絶好の代かき日和でした。

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班で一列になって手を繋ぎ、足で土の塊を砕きます。棚田の景色も綺麗でした。

6日(土) 山菜デイキャンプ

土曜日は班対抗で各班メニューを考え、近くのいこいの森キャンプ場でデイキャンプを行いました。

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前日の山菜採りの経験を活かして、キャンプ場へ移動する際にモミジガサやコシアブラ等を採り、天ぷら、炊き込みご飯、山菜カレーや、山菜粥、味噌汁等班毎に考えたメニューを作りました。今年度初の飯ごう炊さんということもあり、遅くまで苦戦している班もありましたが、頑張って作っていました。

写真は優勝班の料理です。

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・7日(日) 選択活動

連休最終日。この日は選択活動をしました。

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八坂にある標高1006mの大姥山に登り、急こう配の山道や、くさり場を楽しんだり!

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火おこしの練習をし、一人ずつバウムクーヘンを焼いたり!

他にもネイチャートレイルの冒険コースを歩いたり、みんなのおやつにとヨモギを採ってきてヨモギ蒸しケーキを作ったりと、各々、連休最後の一日を充実させていました。

9日からは農家での生活になります。次のセンター入りは21日。初日から田植え作業を予定しています。






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