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冬の保存食づくり
・11月23日
収穫祭を終え、農家入りを控えた学園生たちは、地域の伝統的な冬の食料づくり を体験しました。断続的に雪が降り、寒い中の作業でしたが、干し柿づくりと、 野沢菜の漬け込みと、干物づくりをしました。
(野沢菜の漬け込み)
元受け入れ農家の諏訪さんの畑で立派な野沢菜を収穫。
軽トラにドーンと1杯分。約90kgの野沢菜が採れました。センターの畑でも20kgを収穫し、合計で110kg余りになりました。また、大根も収穫したので次のセンター中に大根漬けを作る予定です。
次は水洗いをして野沢菜の土を落とします。「冷たーい!」「手の感覚がなくなってきた...」と、雪の舞う中、野沢菜洗いの大変さを実感。この作業が一番辛いのですが、農家さんなどで頂く野沢菜漬けを作る苦労を知ることができました。今年は、塩で80kgと醤油で20kgを漬け込みました。
(干物づくり)
継続生は、その後イワナを背開きでさばいて干物を作りました。生きているイワナを絞めて包丁を入れましたが、中には見ていられなくて泣き出してしまう子もいました。朝ごはんにも出る干物がどのように作られていたのか、食の裏側を知る ことは子どもたちにとって貴重な体験です。イワナを開いた後は、洗ってワタを とり、塩をまぶして日陰に干しました。
(干し柿づくり)
また、前日の夜には中学生で干し柿を作りました。「べたべたする!」「もっと 皮きれいにむいてよ」とワイワイ賑やかに皮むき作業をし、センターの玄関上紐で括って吊 るしてあります。
11月としては異例の大寒波で降雪があり、センターの前も真っ白になりまし た。干し柿の橙色が雪に映えて、冬ならではの風情があります。つい数日前に収穫祭の模擬店などで賑わっていた場所とは思えない変容ぶりです。子どもたちは 農家入りを終え、少しゆっくりとした時間を過ごしている頃でしょう。いよいよ次のセンターでは、冬の活動の代名詞ともいえるスキー活動が予定されています。