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やまなみだより 月別アーカイブ(2016年6月)

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

小学生の週末


中学生が船舶活動を行ったこの土日、小学生はセンター周辺で活動を行いました。

【土曜日】

八坂小学校では、音楽会がありました。

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各学年の合奏・合唱に加え、全体での合唱や先生方の寸劇も。八坂小の学園生も、緊張した面持ちで発表を行い、数週間に及ぶ練習の成果を見せていました。

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美麻小の学園生はセンターの裏の林でデイキャンプ。一人一人がかまどを作り、火起こしに挑戦しました。雨上がりで湿った木々を薪に、「火が付いた」「あ、消えちゃう!」と苦戦しながらも、何とか白飯を炊き上げ、昼食を楽しんでいました。

【日曜日】

この日は八坂・美麻の小学生全員での活動です。

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朝には畑の草取りを行いました。

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昼には「大町エネルギー博物館」へ。プラネタリウムや木炭で走るバス「もくちゃん」への体験乗車をしました。登り坂でスピードが落ちると「もくちゃん頑張れ!」と声をかけている学園生もいました。

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お弁当を食べた後は自由時間。「早く回りたい」と急いで食べ終わると、様々な模型や実験装置の体験・見学を楽しんでいました。

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中学生と別行動になったこの休日。いつもと少し違う雰囲気の中でのんびりと過ごし、小学生にとっても良い気分転換になったようです。また、高学年の子どもたちは掃除の指揮を執るなど、責任感も増したようでした。



中学生船舶活動


今週末は中学生で船舶活動に行きました!

船舶活動では、カヌー・カヤック、ディンギー(小さなヨット)、クルーザー(エンジン付きの大きなヨット)に乗ります。かねてからミーティング等で事前に知識とロープワークの技術を高めて待ちわびていた活動です!

1日目は、カヌー・カヤックとクルーザーを体験しました。継続生で、去年からディンギーに挑戦している子は、終日セーリングをしました。

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準備・片付けは班で声を掛け合って進めます。

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夜のミーティングで翌日乗りたい船を選択し、大きな船を皆で動かすチームと、一人乗りへのステップアップを目指すディンギーチームに分かれて2日目に臨みます。

2日目は全員でセーリング活動。刻一刻と変わる風に始めのうちは誰もが戸惑うのですが、自然条件を読み、自分が船を操って自然の力に合わせられるようになると、行きたい方向に船を進められるようになります。

強い風が吹くと、水に浮かんでいるヨットは大きく傾きます。子どもたちは風で傾いた船から「うおー!」と叫びながらも、喜々とした表情で舵を取り、ロープを手繰っていました。

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ディンギーAチームは1人乗りチャレンジ!どんなことがあっても、自分の力で対処しなくてはいけませんが、そこが醍醐味でもあります!

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ディンギーBチームは指導員と一緒にヨットに乗ります!強風を受けてガンガン走りました!

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大きな船。全員が声をかけあって行動しないとうまく進みませんが、上手に操船している様子でした。

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一人乗りヨットは軽いので簡単に転覆しますが、自力で復元することができます。なるべく大人は手助けをしません。克己心で乗り越えます。

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諏訪湖を背にポーズ。「また来たーい!」と口々に言っていました。天候にも恵まれ、充実した活動になりました。子どもたちは準備・片付けの仕事を探してテキパキと動く等、自分から動いて活動をスムーズに進めようと努力する姿があり、4月からの集団生活で培った力を発揮していました。



通学合宿最終日!


通学合宿最終日の19日(日)、朝は憩いの館・ナラの森キャンプ場で目覚めました。前日からキャンプでテント泊でしたが、子どもたちは「ぐっすり寝れたよ!」と快眠だった模様。朝食をとりテントを拭いて片付けた後、センターへの帰路につきました。

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外での朝食!ひんやりとした朝の空気が気持ちいい。

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閉村式では振り返りのスライド上映の後、通学合宿生による感想発表。「キャンプで火おこしをした」「カレーを食べておいしかった」と、思い出深い通学合宿になったようです5日間練習した、三宅島木遣り太鼓を発表して解散となりました。「自分のことは自分でやる」「自分から挑戦してみる」という通学合宿での経験は、子どもたちへの良い刺激となったことでしょう。

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通学合宿4日目【キャンプ活動】


18日(土)、通学合宿生と学園生の小学生は憩いの館・ナラの森キャンプ場で今年初めての宿泊キャンプ活動をしました。

朝10時ごろ、センターを出発し冒険コース経由で憩いの館へ向かいます。子どもたちは荷物の入ったザックを背負い、山道を歩いて1時間ほどでキャンプ場に到着しました。途中、見晴らしの良い場所では「キャンプ場がすぐ近くに見える!」「センターはどの辺?」とはしゃいでいました!

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冒険コースの鎖場にて「登ったぞー!!」

キャンプ場につくと、子どもたちは自分たちが寝るテントとかまどを設置し、15時頃にはマッチが配られ、夕食のための火をおこし始めました。食事は、4、5人の班で協力して作りました。中学生がいないので、5・6年生が班長になります。いつもはお兄さんお姉さんに頼っていますが、今日は自分が指示をだして、みんなに声をかけなくてはいけません。「え、オレがやるの?」「班長ってたいへんだ」と戸惑ったり、苦労したりしていましたが、協力して夕食のお米を炊き、すべての班が明るいうちに食事・片付けを終えることができました。

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「ご飯おいしいよ!」と得意げに話してくれました!

20時頃、ナイトハイクへ出発。この日は十三夜で、隣の人の表情が月明かりだけでも分かる程。ライトを消し、黙って自然の音に耳を傾けながら15分程近くを散策しました。「ライトがなくてもすごく明るかった」「遠くの音もよく聞こえた」と、子どもたちは感覚を研ぎ澄まし、夜の屋外で自然を感じていました。

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通学合宿3日目


通学合宿3日目。

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学園生と通学合宿生が共に通学路を歩くのも今日が最後です。
いつもよりも長い道を歩くのは大変かと思いきや、今年の通学合宿生はとても元気。率先して歩いています。

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帰り道では、学園生が育てている畑の草取りも。

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今日の夕食は全員で円になり、箱膳でいただきました。メニューも筍とワラビの煮物やミズの浅漬けなど、地物を使った油っ気の少ない日本食です。

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お茶と沢庵を使い、お椀をきれいに拭います。今日は八坂小の先生方も来て下さり、一緒に昔ながらの食文化を体験しました。

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太鼓の練習ももう3回目。少し形になってきた「三宅島太鼓」を先生方の前で披露しました。

4日目は、待ちに待ったキャンプ。ならの森キャンプ場へ向かいます。



通学合宿2日目


通学合宿2日目が終わりました。

朝は顔を洗ったり布団を畳んだり。いつもの学園生同様、やや慌ただしい時間を過ごします。

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朝のつどいと朝ごはんを済ませたら、一緒に登校です。

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帰園後は、捕まえてきた蛇との触れ合いを・・・。通学合宿生の気持ちもほぐれてきているようで、賑やかに過ごしています。

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2度目の太鼓練習。少しずつ音も揃い、声も出てきました。

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太鼓の始めに行う木遣り唄も、併せて練習しました。

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夜には、週末のキャンプに向けてミーティングを行いました。キャンプで作る夕食のメニューは班ごとに相談して食材等を選択。どのような料理が完成するか、今から楽しみです。



全国的な熊の被害を受けて


現在のところ、八坂美麻地区では熊の目撃情報などはなく、子どもたちの通学路でも通常通り徒歩通学が続いています。

通学路等の安全確保については、学校と連携しながら、熊鈴の携行や集団登校等、引き続き子どもたちにも指導しています。

今後、熊の出没等の状況によっては、車での送迎、見回り等何らかの対策をとっていくことも考えられます。いずれにしても、行政や学校等からの情報を共有し、その都度最善策を講じて安全確保に努めていこうと思います。



通学合宿1日目


通学合宿が始まりました。

今年は八坂の地元生が数名、学園生と生活を共にします。

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5日分の荷物を持ち、約4キロの通学路をセンターまで歩いて帰って来るところから、通学合宿が始まります。

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学園生と教え合いながら、宿題にも集中して取り組んでいました。

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夕食後には自己紹介。

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それぞれ生活班に入り、掃除や係の仕事も一緒に行います。

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太鼓の発表を見た後は、早速練習に取り組みました。

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宿題が終わった後は、学園生と一緒にくつろぐ姿も見られました。

地元の友だちが来てくれて、いつもより張り切っている様子の学園生。まだまだ初日ですが、参加者の地元生は皆、早くもセンターの雰囲気に慣れてきた様子でした。

5日間の合宿を通して、食文化体験や太鼓の練習、キャンプなどを共に行う予定です。



梅雨空


梅雨になりました。

センター周辺でも3日ほど前から本格的に雨が降り始め、湿った空気の日々が続いています。

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待ちわびた雨に恵まれて、センターの田んぼや畑も生き生きとしているようです。

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昨日はセンター入りでした。大きな荷物を持ちながら、通学路でサクラの実やキイチゴを採って来る学園生も。

明日からは通学合宿が始まり、センターに地元の子どもたちを迎えて共同生活を行います。よりいっそう賑やかな5日間になりそうです。






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