11月最後の週末
11月27日(金)夕方から29日(日)の週末にかけて、たくさんの活動を行いました。
坐禅体験
27日(金)の放課後から28日(土)午前中まで、安曇野市穂高にある「宗徳寺」さんで坐禅体験をさせていただきました。
和尚さんから坐禅の作法を教えていただき、約30分ほど坐禅を体験しました。
厳かな雰囲気の中で体験することができました。
翌朝は5時過ぎに起床し、鐘撞きやお勤め、坐禅を体験させていただきました。
朝食後にはお世話になったお礼の意を込めて本堂などの掃除をし、最後に写経も体験させていただき、お寺を後にしました。
坐禅体験は、4月からの自分を振り返る貴重な時間となりました。
安曇野巡り
28日(土)、宗徳寺さんを出た後に安曇野巡りに行きました。
安曇野には、村の守り神である道祖神がたくさんあります。
今回は、この道祖神を班ごとに地図だけを頼りに探しながら、散策をしました。
道祖神の中には、握手をしているものや酒を酌み交わしているもの、接吻をしているもの等、様々なものがありました。
途中おやつにわさびソフトをいただいた班もあり、半日たっぷりと安曇野を歩くことができました。
原木の切出し
29日(日)午前中には、炭焼き活動で使うための原木の切り出し作業を行いました。
今回は、八坂・美麻などで林業をされている「山仕事創造舎」から2名の講師の方にお越しいただきました。
まずは講師の方から、昔、木を切る際に実際に使われていた「窓ノコギリ」などの道具を見せていただきました。その後、チェーンソーを使い、大きなクリの木を切る様子を見せていただきました。
その後、実際に切り出す作業となりました。寒い中での活動だったからか手がかじかみ、ノコギリを使って切り出すのは少し大変だったようです。
切り出した原木は、炭焼き窯に入るように1mの長さに玉切りをしてもらい、みんなで運び込んでいきました。
実際に林業に携わる方から、林業の魅力や大変さも教えていただきながら、活動することができました。
畑の片づけ
29日(日)午後、畑の片づけをしました。
マルチシートをはがしたり、支柱を外してまとめたり、畝を崩したりする作業をしました。
これで今年度はこの畑での作業は全て終わりとなります。
4月の田起こしから今まで、たくさんお世話になった畑を来年も使えるようにと作業をしました。
初雪
昨日センター入りした子どもたち。
センター周辺は初雪が遅れていて、いつ雪が降るのか待ち遠しいという子もたくさんでした。
そんな中、昨日からの寒気の影響で、昨晩から断続的に雪が降りました。
朝起きて、センターの前庭を見てみると、うっすらと雪化粧していました。
今朝の朝のつどい時(6時頃)の気温は、2℃でした。
子どもたちは寒さに負けず、長靴を履いて元気に登校していきました。
収穫祭
11月7日・8日と、第40回収穫祭を行いました。
1日目 午前中に、農事報告・自然の神様に感謝する式を行いました。
この神事の体験には、古来、人々が「人間の力ではどうにもならないこと」に対し、安全や豊作を自然の神様に祈り祭ってきた本来の祭りの意味合いと、学園生が年間を通じて行ってきた農作業での収穫を、「自然の神様」に報告し感謝する、という意味が含まれています。
午後からは体験発表。個々の興味関心に基づいた体験発表や、
地域に伝わる民話「金太郎と山姥」に、太鼓や民舞を加えて創作した民話劇の発表。
夜はホームステイ農家さんをお招きした「会食会」。
修園生やOB保護者の方々も大勢お手伝いに来てくれました。
2日目は、保護者会が普段お世話になっている地域の方々へ感謝の気持ちを込めて開催する模擬店とバザー。
生憎の雨でしたが、たくさんの方々にお越しいただきました。
この日のために学園生、保護者がそれぞれ離れた場所で準備を進め、一堂に会して創り上げた2日間。
4月の入園当初とは比べ物にならないくらい、目の色も表情も輝いてきた学園生。
もうすぐ冬を迎えます。3月の次なる節目「修園」に向けて気持ちを切り替えていこうと思います。