シルバーウイーク
天候に恵まれたシルバーウイーク、5日間たくさんの活動を行いました。
全ては紹 介できませんが、主な実施活動を紹介します。
20?21(日・月)は希望者12名が諏訪湖へ船舶体験活動に出かけました。
初日は午前中に艤装(船の組み立て)をし、午後から湖へ船を出しました。風が強かったため、一人乗りのヨットの子どもたちはハーバー内のみでの活動となりました。夜は富士見町にある会所有の「すずらん山荘」で一泊して翌日に備えました。
翌日は、程よい風が吹き、全員がハーバーから外へ船を出す事が出来ました。湖に3つのポイントを置き、それを周回する練習を行い、3時間程練習した後、片付けをして諏訪湖を後にしました。
両日共に天候に恵まれ、絶好のヨット日和となりました。
20(日)、船舶活動に行かない子たちは日本海活動へ。
朝、センターを出発して南小谷駅まで車で行き、そこからは大糸線に揺られて糸魚川駅まで向かいました。一両しかない列車に子どもたちは「こんなの初めてー!」と興味深々の様子でした。
まずは、フォッサマグナミュージアムに行き、ヒスイについて教わった後、館内を見学。
その後は海岸に移動し、お弁当を食べた後みんなでヒスイ探しをしました。ミュージアムで教えてもらったヒスイの特徴を一つ一つ確認しながら、懸命にヒスイを探しました。
夕方、近くの魚市場に行き夕食の食材を買い出し。子供たちがグループごとにお金を持って値段交渉をし、自分達で魚をゲットする形式。魚や貝、イカなど様々な海の幸が揃いました。
買い物が終わった後は、再びミュージアムに行って拾った石を学芸員さんに鑑定してもらいました。残念ながらヒスイは一つもありませんでしたが、何億年も前の石を見つけた子もいました。
キャンプ場に移動し、お待ちかねの夕食の時間。買ってきた魚を煮たり焼いたり揚げたり、みんなで美味しくいただきました。
帰りは温泉に入ってセンターへ。
天気も良く、充実した一日を過ごすことが出来ました。
シルバーウイーク最終日は稲刈り。
雨が続いていたため、田んぼはぬかるんでいて大変でしたが、すべて手刈りで行いました。
お昼をはさみ、午後も引き続き、棚田の稲刈り作業。
4時近くまでかかりましたが、しっかりと労働体験を行うことができました。中には、「いままでの活動で、一番疲れた」という子も。「働くって大変」という意味を、体で感じた1日でした。
それ以外にも、空き時間にはそれぞれ木の実採り、ジャム作り、ドラム缶ピザ作りなどなど。
もう9月も終わり。
あっという間に秋も深まっていきます。
実りの秋
朝は15℃前後とセンター周辺もすっかり秋めいてきました。
この時期になると、山にはキノコや木の実などがたくさん。
子どもたちも学校の登下校中や、休日などには「木の実採りに行こう!」と話している姿も見られます。
学園生はそれぞれに秋を楽しんでいるようです。
先日12日(土)、八坂地区ふれあい運動会が開催されました。
この運動会は、八坂小学校・やまびこ保育園・八坂地区の住民合同の運動会です。
八坂学園の子どもたちはお世話になっている農家さんの分館(自治会)のチームの一員となって競技に参加させていただきました。また、両学園の保護者の方や美麻学園の子どもたちは山村留学チームとしてチームを結成し、競技に参加させていただきました。
八坂小学生は、リレーや玉入れなどの競技、またソーラン節や組体操などの演技など、練習してきた成果を存分に発揮していました。
両学園の保護者の方や美麻学園の子どもたちも、ペットボトルの上にボールを載せてリレーをする「聖火リレー」など老若男女が楽しめる競技に参加して、とても盛り上がっていました。
ここ3週間ほど雨や悪天候の日が続きましたが、この日は快晴で運動会日和。
とても楽しい運動会になりました。
14日(月)は、八坂小学生が運動会の振り替えで休業。
「キノコがたくさん出てきているよ!」と聞き、センター周辺にキノコ採りへ出かけました。
山道を歩いていくと、キノコがたくさん生えていました。
キノコについての説明を聞きながら、収穫していきました。
サクラシメジ・ウラベニホテイシメジ・クリフウセンダケなどたくさんのキノコを収穫することができました。
採ったキノコは、すぐに茹でゴミを取り除きました。
試食をしてみると、売られているキノコよりも風味が強く「おいしい!」と食べていました。
また、この日の夕食の1品にキノコの炒めものとして出して、他の学園生にも食べてもらいました。