« 通学合宿2日目 | メイン | 1学期最後のセンター生活となり »
通学合宿3日目から最終日まで
19日(金)、通学合宿3日目。
この日の夕食は、食文化体験として箱膳を体験しました。
学校の先生方も大勢来てくださり、一緒に夕食をいただきました。
箱膳は江戸時代に使用されていた、その人専用の飯茶碗、汁碗、小皿、箸の入った箱のことです。
食事の最後には、茶碗にお茶を注ぎ、一切れ残しておいたたくあんできれいに器をすすいでから、漬物を食べて湯を飲み、最後は布巾で器を拭いて、再び器を箱へ戻します。
箱膳は高さが低く、姿勢を良くし、茶碗を持たなければ食べられません。
子どもたちにとっては、美しい食事作法を身に着けるという体験にもなりました。
翌20日(土)、通学合宿4日目。
小学生全員で1泊のキャンプに出かけました。
キャンプ場までは、山道を歩いていきました。
道中には大きな岩もあり大変な様子でしたが、カエルを探すなど道草もしながら楽しく歩きました。
炊事班に分かれて、マッチでの火起こしにチャレンジ。
前日の雨で木が湿っていたこともあり、なかなか火をつけられない班もありました。
夕方から雨が降ってきてしまいましたが、すべての班が夕食を作れました。
今回は、各班で豚汁と焼きおにぎりを作り、「おいしい!」と笑顔で頬張っていました。
夜は雨が強くなったため、いこいの館(囲炉裏のある古民家)の土間に希望者のみテント、他の子は居間で寝袋を使って寝ました。
21日(日)、通学合宿最終日。
午前中は、キャンプの片づけ。
次にキャンプ場を使う人が気持ちよく使えるようにと、ゴミ拾いをしっかりとしてキャンプ場を後にしました。
午後、センターで解散式。
保護者や地域の方が大勢いらっしゃる中、子どもたちから5日間楽しかったこと・大変だったことを発表したり、太鼓の発表をしました。
参加した子どもたちは「楽しかった―!またやりたい!」と、それぞれ帰宅していきました。
山村留学生にとっても、地元の子にとっても、お互いに良い刺激を受けた5日間となりました。
山村留学生は、今日から農家入りとなりました。