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やまなみだより 月別アーカイブ(2015年6月)

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

通学合宿3日目から最終日まで


19日(金)、通学合宿3日目。
この日の夕食は、食文化体験として箱膳を体験しました。

学校の先生方も大勢来てくださり、一緒に夕食をいただきました。

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箱膳は江戸時代に使用されていた、その人専用の飯茶碗、汁碗、小皿、箸の入った箱のことです。
食事の最後には、茶碗にお茶を注ぎ、一切れ残しておいたたくあんできれいに器をすすいでから、漬物を食べて湯を飲み、最後は布巾で器を拭いて、再び器を箱へ戻します。

箱膳は高さが低く、姿勢を良くし、茶碗を持たなければ食べられません。
子どもたちにとっては、美しい食事作法を身に着けるという体験にもなりました。


翌20日(土)、通学合宿4日目。
小学生全員で1泊のキャンプに出かけました。

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キャンプ場までは、山道を歩いていきました。
道中には大きな岩もあり大変な様子でしたが、カエルを探すなど道草もしながら楽しく歩きました。

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炊事班に分かれて、マッチでの火起こしにチャレンジ。
前日の雨で木が湿っていたこともあり、なかなか火をつけられない班もありました。

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夕方から雨が降ってきてしまいましたが、すべての班が夕食を作れました。
今回は、各班で豚汁と焼きおにぎりを作り、「おいしい!」と笑顔で頬張っていました。

夜は雨が強くなったため、いこいの館(囲炉裏のある古民家)の土間に希望者のみテント、他の子は居間で寝袋を使って寝ました。


21日(日)、通学合宿最終日。

午前中は、キャンプの片づけ。
次にキャンプ場を使う人が気持ちよく使えるようにと、ゴミ拾いをしっかりとしてキャンプ場を後にしました。

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午後、センターで解散式。
保護者や地域の方が大勢いらっしゃる中、子どもたちから5日間楽しかったこと・大変だったことを発表したり、太鼓の発表をしました。

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参加した子どもたちは「楽しかった―!またやりたい!」と、それぞれ帰宅していきました。
山村留学生にとっても、地元の子にとっても、お互いに良い刺激を受けた5日間となりました。

山村留学生は、今日から農家入りとなりました。



通学合宿2日目


18日(木)、通学合宿2日目となりました。
今日は初めてセンターから学校へ登校していきました。

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今日から通学合宿生の太鼓練習も本格的にスタート。
リズムを覚え、掛け声をかけながら何度も叩いて練習をしました。

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夜の自由時間には、学園生と一緒に遊ぶ姿も。

センターからの通学に疲れたのか、消灯後はすぐに寝入っていました。
今日もセンターからの通学。
あいにくの雨でしたが、傘をさして「行ってきます!」と元気に登校していきました。



通学合宿スタート


昨日17日(水)から、地元の子どもたちがセンターに泊まり、山村留学生と寝食を共にしながら学校に通う「山村留学センター通学合宿」が始まりました。

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学校からセンターまでは歩き。
学園生と一緒に道草をしながら下校していました。

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今回参加してくれたのは、八坂小5年生の8名、美麻小4年生の8名の合計16名。普段の学園生31名を合わせると、総勢47名の生活になります。
小学生全員がセンターに帰ってきてから「開村式」を行いました。
開村式では、今日から21日までの5日間「自分の力でやってみる」「自分のことは自分でやる」という目標をもって頑張ろうと話がありました。

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その後は、生活班に分かれて夕食をとったり、掃除をしたりと学園生と一緒に生活を共にしました。

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夜には、2年以上継続している学園生から太鼓の発表がありました。
また、通学合宿生も最終日の解散式で太鼓1演目を披露できるようにと太鼓の練習も行いました。

親元を離れ、「自分のことは自分でやる」という生活は、地元の子にとっても貴重な体験です。
山村留学生も、見本となる生活をしようと普段より張り切る姿がありました。
今日から2日間は、センターから学校へ通学していきます。



小学生船舶活動


6月13日(土)、14日(日)の2日間、小学生は諏訪湖にて船舶活動を行いました。

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パドルの使い方や簡単な操作を学び、二人乗りカヌーに挑戦しました。

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天気も良く、風も穏やかだったので、子どもたちは波にプカプカ揺られながら水面に浮いている『ヒシ』をたくさん集めていました。

2日目は、朝すずらん山荘を出発し、八ヶ岳アルパカ牧場に行きました。

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アルパカのショーも見ることができ、子どもたちは「うわー!」と声を上げながら見入っていました。

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午後は、八ヶ岳自然文化園に行って、みんなでお弁当を食べた後公園でたくさん遊んで帰りました。

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初めての船舶活動を終えて、小学生の子どもたちは「疲れた~」と言いながらも「また、行きたい!」との感想。

2日間しっかり遊び、学び、楽しい週末を過ごすことができました。



風を読む


5月30日(土)、31日(日)の2日間、中学生は諏訪湖での船舶活動に行ってきました。
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まずは、それぞれの船について説明を聞き、どのようにして進んでいくのか等を確認しました。

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その後、人力で漕ぐカヌー・カヤックや、風の力を使ったヨットを実際に操縦しました。

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土曜日は、すずらん山荘(富士見町)に宿泊。
夜には、2日目の活動に向けて座学で船について学びました。

2日目、諏訪湖に行くと大きな白波が立つほどの強風。
出港するのは少し危険なため、出港は控えました。

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その代りに、艤装(ぎそう)をみんなで行いました。
艤装とは、船に乗るために組み立てること。
出港してから間違いがあったり、艤装品がなかったりすると大変なことになります。一つひとつ確認しながら、艤装をして次回の船舶活動では自分たち一人ひとりで艤装が出来るように備えました。

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また午後には、国体セーリング競技の長野県代表選手の八坂学園OBの方にデモンストレーション滑走をしてもらいました。
強風のなか、グングンと進んでいく様子を見て、学園生も「ヨットやってみたい」と触発されたようでした。

2日間たっぷりと船舶の活動を行うことができました。
中学生の次回の船舶活動は選択となりますが、多くの子が「次は1人乗りヨットに乗れる様になりたい!」と船舶活動を希望していました。






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