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ゴールデンウィーク中の活動
1日(金)の夕方、「行ってきました!」と大きな声で学園生たちが初めての農家入りからセンターへ帰ってきました。
約2週間ぶりに全員が集まり、各農家での出来事を楽しそうに話していました。
2日(土)から、6日(水)までは、ゴールデンウィーク中の活動として様々な活動を行いました。
2日(土)
この日は畑作業。
4月中に畑起こしをする予定でしたが悪天候で出来なかったため、この日が、初の畑作業となりました。
今回は畝立てや、ジャガイモ植えなどを行いました。
班ごとに協力しながら、畝を立ててジャガイモを植えました。
午後には、学園生の保護者が来園しました。
入園のつどいからちょうど1ヶ月ぶりの再会となりました。
3日(日)
午前中には、親子で味噌仕込みを行いました。
初めての親子行事となりました。
4月11日に学園生が作った味噌玉を砕き、麹・塩・水とを混ぜ合わせて樽に仕込みました。
また昨年度仕込んだ味噌を再度味噌すり機にかけて、大豆の塊を滑らかにする作業も同時に行いました。
例年160kgほどの大豆を使って味噌を仕込んでいましたが、昨年度から70kgの大豆にしたこともあり、作業は1時間ほどで早く終える事ができました。
今年仕込んだ味噌は5樽。二夏を過ぎると食べられるようになります。
午後は、農家訪問。
子どもたちが一年間お世話になる受け入れ農家さんのお宅へ学園生の保護者の方が訪問しました。
4日(月)
この日も親子での活動。親子山菜採りを行いました。
4つのコースに分かれて、センター周辺で山菜採りをしました。
ここ数日の好天のおかげで、ウド、タラノメ、コシアブラ、コゴミ、ワラビなどたくさんの山菜を収穫することができました。
センターに帰ってくると、採ってきた山菜を天ぷらに揚げ、山菜天ぷらうどんにしていただきました。
お替わりに何度も並ぶほどの大人気。
自分たちの手で採った山菜の味に大満足のようでした。
その後は片付けをみんなで行い、保護者の方は学園を後にされました。
5日(火)
この日からは学園生だけでの活動。
初のキャンプ活動となる、山菜デイキャンプを行いました。
八坂にある、いこいの館キャンプ場まで山道を使って前日の親子山菜採りで知った山菜を採りながら、班ごとに向かいました。
今回は、採ってきた山菜と決められた食材のみを使って、班ごとにメニューを考えて飯ごう炊飯を行いました。
「山菜デイキャンプで賞(チームワーク・料理の味・工夫などで審査)」を狙って、各班で協力して活動を行っていました。
どの班も山菜をたくさん使って、炊き込みご飯や、お浸し・野菜炒めなど工夫をして調理していました。
みんなで協力して作ったこともあり、おいしそうに食べていました。
今回の山菜デイキャンプで賞は、コシアブラ・タラノメの和え物など9品を作った2班となりました。
6日(水)
連休最終日。
希望者で八坂にある大姥山(1,006m)登山へ行きました。
山頂までは、険しい岩場が続きました。
この大姥山は、金太郎伝説がある山。
この大姥山のある地区に住まれている方から金太郎伝説の説明を聞きながら、楽しく登りました。
登山から帰ると、次は田んぼの代かき。
先日田起こしをし、水を入れた田んぼ。
田んぼの泥をトロトロにして、苗を植えられるようにしました。
水の入った田んぼに裸足で入ると「うわードロドロ!」と驚いた表情をしていましたが、1時間ほど班ごとに手をつないで田んぼの中を何往復か足踏みしていきました。
「ヨモギが出てきたから、ヨモギ餅を作りたい!」という子がいたので、夕食前には餅つきを行いました。
全員で力を合わせてつき、コシのある美味しいヨモギ餅が出来上がりました。
夕食にこのお餅を出すと、10個も食べている子もいました。
ゴールデンウィーク中は様々な活動を行い、八坂美麻の春を体いっぱいに感じながら楽しく過ごすことができました。
翌7日(木)には2回目の農家入りとなり、子どもたちは「行ってきます!」とセンターを後にしました。