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やまなみだより 月別アーカイブ(2015年5月)

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

学校別の休日


23日(土)から25日(月)にかけて、それぞれの学校や地域での行事があったため、学園別に活動を行いました。

23日(土)
八坂学園生はそれぞれ小、中学校で、授業参観やPTA親子作業が行われました。

美麻学園生は八坂地区の隣にある、生坂村の「京ヶ倉」へ登山に行きました。
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戦国時代には山上に城が築かれ、山頂からは360度見回すことができる場所。
馬の背のような円みのある大きな岩の上を通る登山道は、とても急でしたが全員無事に登頂。
山頂からの景色はとても素晴らしいものでした。

24日(日)
八坂小学生は、1泊のキャンプに出発。
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前回のキャンプ活動は中学生も一緒に行いましたが、今回は小学生のみでのキャンプ。2人1組のバディで飯ごう炊さんを行いました。バディで協力しながら、夕食にラーメンや焼きリンゴなどを作りました。
夜は、自分たちで立てたテントで寝袋を使って一晩を過ごしました。

八坂中学生は、八坂地区にある「矢田川の磨崖仏」で行われたお祭りに参加。
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矢田川の磨崖仏は、高さ6mもある砂岩の岩肌に、5種類の仏像や碑文が刻まれています。
地元の方に説明をしていただきながら、お祭りを体験しました。

美麻学園生は、美麻地区運動会に参加。
受け入れ農家さんのある集落の子どもとして、競技に参加し、地域の方との交流を深めました。

25日(月)
この日は、八坂学園生が振替で学校休業日。
美麻学園は、学校へ登校。

八坂小学生はキャンプから戻り、午後は畑作業を行いました。

八坂中学生の男子は、八坂地区内の伝説のある場所を周る約17kmの探検に出かけました。
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普段は行く機会がない集落を通り、八坂地区についての知識を拡げることが出来ました。
道中はマムシの死骸を発見したり、他では無い丸型の道祖神を発見したりと楽しみながら歩きました。

全員が揃ったのは25日(月)の夕食時。
夕食後には、子どもたちがそれぞれの活動を紹介して「こんなことしたんだよ!」と笑顔で話している姿が見られました。



新緑の美しい季節


センター周辺の木々が芽吹き、鮮やかな緑色が美しい季節となりました。

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朝晩は10度前後ですが
、日中は25度以上になる日も出てきました。

そんなセンター周辺では最近、耳を澄ませていると「ジーッ、ジーッ」や、「ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ」というセミの鳴き声が聞こえてきます。これは、春に鳴くハルゼミやエゾハルゼミの声です。
先日の朝のつどいで子どもたちにも紹介しました。

4月初めには雪が舞うこともありましたが、季節はどんどんと変化していました。

子どもたちも4月当初から比べると、山村留学生活に慣れた姿があります。
季節の変化を子どもたちにも是非感じてほしいと思います。



田植え


昨日17日(日)、3度目のセンター入りとなりました。
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この日は快晴。センター前の棚田は次々と水が入り、田植えを終えていきます。

この日の午後、センターの田んぼで田植えを行いました。
まずは田んぼの前に簡単な祭壇を設け、これから収穫までを自然の神様に見守っていただき、豊作になるようにと、きな粉握りをお供えしました。
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その後、生活班ごとに田植えを行いました。
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まっすぐに植えられなかったり、植える間隔がまちまちであったりしましたが、みんなで協力し合い、全て手植えで植える事ができました。

今年も美味しいお米が出来るよう、これから水の管理や雑草とりなどの世話をしていきます。



ゴールデンウィーク中の活動


1日(金)の夕方、「行ってきました!」と大きな声で学園生たちが初めての農家入りからセンターへ帰ってきました。
約2週間ぶりに全員が集まり、各農家での出来事を楽しそうに話していました。

2日(土)から、6日(水)までは、ゴールデンウィーク中の活動として様々な活動を行いました。

2日(土)
この日は畑作業。
4月中に畑起こしをする予定でしたが悪天候で出来なかったため、この日が、初の畑作業となりました。
今回は畝立てや、ジャガイモ植えなどを行いました。
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班ごとに協力しながら、畝を立ててジャガイモを植えました。

午後には、学園生の保護者が来園しました。
入園のつどいからちょうど1ヶ月ぶりの再会となりました。

3日(日)
午前中には、親子で味噌仕込みを行いました。
初めての親子行事となりました。
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4月11日に学園生が作った味噌玉を砕き、麹・塩・水とを混ぜ合わせて樽に仕込みました。
また昨年度仕込んだ味噌を再度味噌すり機にかけて、大豆の塊を滑らかにする作業も同時に行いました。
例年160kgほどの大豆を使って味噌を仕込んでいましたが、昨年度から70kgの大豆にしたこともあり、作業は1時間ほどで早く終える事ができました。
今年仕込んだ味噌は5樽。二夏を過ぎると食べられるようになります。

午後は、農家訪問。
子どもたちが一年間お世話になる受け入れ農家さんのお宅へ学園生の保護者の方が訪問しました。

4日(月)
この日も親子での活動。親子山菜採りを行いました。
4つのコースに分かれて、センター周辺で山菜採りをしました。
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ここ数日の好天のおかげで、ウド、タラノメ、コシアブラ、コゴミ、ワラビなどたくさんの山菜を収穫することができました。
センターに帰ってくると、採ってきた山菜を天ぷらに揚げ、山菜天ぷらうどんにしていただきました。
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お替わりに何度も並ぶほどの大人気。
自分たちの手で採った山菜の味に大満足のようでした。

その後は片付けをみんなで行い、保護者の方は学園を後にされました。

5日(火)
この日からは学園生だけでの活動。
初のキャンプ活動となる、山菜デイキャンプを行いました。
八坂にある、いこいの館キャンプ場まで山道を使って前日の親子山菜採りで知った山菜を採りながら、班ごとに向かいました。
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今回は、採ってきた山菜と決められた食材のみを使って、班ごとにメニューを考えて飯ごう炊飯を行いました。
「山菜デイキャンプで賞(チームワーク・料理の味・工夫などで審査)」を狙って、各班で協力して活動を行っていました。
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どの班も山菜をたくさん使って、炊き込みご飯や、お浸し・野菜炒めなど工夫をして調理していました。
みんなで協力して作ったこともあり、おいしそうに食べていました。
今回の山菜デイキャンプで賞は、コシアブラ・タラノメの和え物など9品を作った2班となりました。

6日(水)
連休最終日。
希望者で八坂にある大姥山(1,006m)登山へ行きました。
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山頂までは、険しい岩場が続きました。
この大姥山は、金太郎伝説がある山。
この大姥山のある地区に住まれている方から金太郎伝説の説明を聞きながら、楽しく登りました。

登山から帰ると、次は田んぼの代かき。
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先日田起こしをし、水を入れた田んぼ。
田んぼの泥をトロトロにして、苗を植えられるようにしました。
水の入った田んぼに裸足で入ると「うわードロドロ!」と驚いた表情をしていましたが、1時間ほど班ごとに手をつないで田んぼの中を何往復か足踏みしていきました。

「ヨモギが出てきたから、ヨモギ餅を作りたい!」という子がいたので、夕食前には餅つきを行いました。
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全員で力を合わせてつき、コシのある美味しいヨモギ餅が出来上がりました。
夕食にこのお餅を出すと、10個も食べている子もいました。

ゴールデンウィーク中は様々な活動を行い、八坂美麻の春を体いっぱいに感じながら楽しく過ごすことができました。
翌7日(木)には2回目の農家入りとなり、子どもたちは「行ってきます!」とセンターを後にしました。






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