雪が降った週末
週末は、冬型の気圧配置によって八坂・美麻もたくさんの雪が降りました。
雪の降る中ではありましたが、子どもたちは元気に様々な活動を行いました。
炭焼き
13日(土)の午前中から14日の昼過ぎまで、先週切り出してきた原木を使って、センター前の炭焼き小屋で炭焼きの活動を行いました。
まずは、切り出した原木を窯に入る大きさに割り、窯入れをしていきました。
窯入れが終わると、火付け。
窯の中の温度を高温に保つため、大きな火を安定してつけるまでに時間がかかりました。
火が安定すると、窯の入り口を石や粘土で塞ぎ、一晩かけて焼きました。
翌14日(日)の昼過ぎ、窯から出る煙が透明になったところで、窯出し。
窯の中から真っ赤に染まった出来立ての炭が見えました。
窯の近くにいるだけで汗をかいてしまうほどの暑さでしたが、できた炭を大切に窯から出しました。
次回のセンター生活では、今回出来た炭を使って暖を取りたいと思います。
大掃除
14日(日)には、年末の大掃除を行いました。
もともと年末の大掃除は「煤払い」と呼ばれるもので、年神様と呼ばれる神様をお迎えするための掃除のこと。
大掃除のいわれについての説明を聞き、掃除開始となりました。
半日かけて、全員で普段の掃除では中々できていない細かなところなど、センターの隅々までピカピカにしました。
これで無事に年神様を呼ぶことが出来そうです。
誕生日会
2学期中に誕生日を迎えた学園生・指導者合わせて17人をお祝いする誕生日会を14日(日)の夜に開きました。
夕食には、中学生が考えてできるだけ自分たちで作った料理が振る舞われました。
生地からこね、ドラム缶窯で焼き上げた手作りのピザや鍋、手作りのショートケーキなどどれも美味しくいただきました。
夕食後は、有志での出し物発表。
農家ごとに発表をしたり、漫才をしたりと様々な発表がありました。
誕生日の人には、全員からメッセージを書いた誕生日カードが手渡されました。
最後には、全員で「山留のテーマ」を合唱してお開きとなりました。
明日、子どもたちは年内最後の農家入りとなります。