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座禅体験・安曇野散策
5日(金)下校後から、安曇野市穂高の宗徳寺に出かけて泊りがけで座禅体験を行いました。
宗徳寺には18時前に到着。
本堂でお勤めをし、夕食となりました。
食事のあいさつとして「五観の偈」を唱えての食事となりました。五観の偈の内容は食材や作られた方への感謝をすることなど、センターでの食育指導に通じるものでした。
夕食後には、座禅を30分間行いました。
初めて座禅をする子も多く、「足の組み方が難しい」などの感想もありました。
翌6日(土)は、朝5時に起床。
5時半から座禅を行い、お勤めをしたり、外で鐘をつく体験もさせてもらいました。
その後朝食をいただき、使った部屋やお堂の清掃を行いました。
最後には、写経も体験させていただきました。
座禅体験を通し、年度末を迎える前に静かな時間を過ごし、4月からの自分を振り返る貴重な時間となりました。
宗徳寺を出てからは、安曇野散策を行いました。
安曇野地域のことについて知ろうと、2コースに分かれて活動を行いました。
安曇野をもっと知りたい!コース
国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)に行き、大きなジオラマを使って学芸員の方から安曇野地域のことについて伺いました。
また、安曇野を流れる川に生息する魚の展示や、安曇野地区にあった庄屋の住居を復元した家屋を見学しました。
その後、園内の原っぱに移動し、雪遊びをしたりサッカーをするなど、体をたくさん動かしました。
あづみの公園をあとにし、安曇野の冬の風物詩である白鳥が飛来する御宝田遊水地に行きました。
池には、飛来した白鳥のほかにもカモなども多数おり、餌をやりながら渡り鳥の様子を観察することができました。
己の限界を超えろ!コース
実際に歩いて安曇野地域を知ろうと、安曇野市穂高からセンターのある大町市八坂までの約30kmを歩きました。
意気揚々とスタート。
みんなで雪遊びをしながら、楽しく歩きました。
また道中、安曇野地域にたくさんある道祖神や、国宝である仁科神明宮の見学をしました。
八坂に近づくころには、あたりは暗くなり雪も降り出して、子どもたちの表情に疲れも見えましたが、「最後まで頑張ろう!」と励ましながらみんなで歩き切ることができました。
それぞれのコースが活動を終え、合流地点である八坂の明日香荘で温泉に入りました。
子どもたちは、それぞれのコースでの出来事を楽しそうに話していました。
安曇野散策で、自分たちの住む安曇野地域について様々なことを学ぶことができたようでした。