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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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第39回収穫祭


11月15日(土)、16日(日)の2日間にわたって、八坂美麻学園の収穫祭が開催されました。

1日目の午前中はあいにくみぞれ混じりの雪でしたが、その後は天候が回復し、2日間おおむね好天に恵まれ、日頃お世話になっている地域の方など大勢の方々がお越しくださいました。

1日目
1日目午前、「農事報告と感謝の式」で収穫祭が始まりました。

前庭で行う予定でしたが、前述の通り、天候が良くなかったために、今回は室内で行いました。

農事報告では、野菜が獣の被害に遭ってしまったこと、田んぼの作業で苦労したことや思い出に残ったことなど、それぞれの作業のエピソードを交えながら4月から行ってきた農作業の報告を行いました。

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続いて、お米や野菜などを収穫出来たことを祝い感謝する「感謝の式」を行いました。祭壇に新米や野菜などをお供えし、学園生代表者が祝詞に代わる作文を発表し、親子みんなで自然の恵みに感謝をしました。
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続いて「個人体験発表と全体発表」。
個人体験発表では、学園生一人ひとりが興味関心を持って取り組んできた体験を発表しました。
廃集落での生活体験、自生する葛の根を使ったくず粉作り・昔の遊び調査など、一人ひとりが八坂・美麻の自然、文化、歴史等に関わることについて取り組んできたことを発表しました。
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全体発表では、全員で叩く太鼓の他に、小学生、中学生がそれぞれ団結力を高めようと力を合わせて練習してきた太鼓や踊りを発表しました。
他の有志発表も含めて、全部で太鼓と踊りを3演目ずつ発表しました。
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長時間に渡る発表でしたが、最後まで多くの方々に見ていただきました。

夜は、「会食会」。
日頃お世話になっている受け入れ農家の方々をお招きして、会食会を行いました。
山村留学OBの方なども大勢参加し、一緒に太鼓を発表するなど、大いに盛り上がりました。
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2日目
2日目は「模擬店・バザー」。
保護者と学園生が店主となって、お好み焼き、焼きそば、チョコバナナ、ポン菓子、焼き芋などの模擬店を出したり、学園生保護者が日用品や調味料などをお買い得価格で販売するバザーを開催しました。
また、農家物産コーナーでは、受け入れ農家の方々に協力して頂き、新鮮な野菜や自家製漬物などが出品され、とても好評でした。
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また学園生は、日頃お世話になっている地域の皆様へ感謝の意味を込めて、2日目も太鼓や踊りを発表しました。
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こうして、2日間に渡る収穫祭が無事終了しました。
収穫祭は、一年の山村留学生活の中で、大きな節目の一つです。
大きな節目を乗り越えた学園生は、また次なる目標を定めて生活を始めていきます。















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