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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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学期末全体活動


7月19日、20日で、「塩の道」を歩く活動に出かけました。

「塩の道」とは、新潟県の糸魚川から松本まで、塩や海産物などを運んだ生活の道。長野県側からは麻やたばこ、大豆、生薬などを運ぶなど、人、馬、牛が盛んに行き来した古道でもあります。この道の一部を、1学期最後に全員で歩きとおすことを目標としました。

ただ、19日は天候が不安定。

計画を変更し、大糸線に乗って糸魚川駅まで行き、海岸でヒスイを探す旅へ。

南小谷駅から乗車した電車は、なんと一両編成。

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車窓から景色を楽しむ子どもたち。

海岸では古代から勾玉などに使われたヒスイを探し、これぞと思われるものをフォッサマグナミュージアムへ持参し、学芸員さんに鑑定してもらいました。

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残念ながらヒスイは見つかりませんでしたが、メノウなどの貴重な石を見つけた子もいました。

その日は小谷村の宿に一泊。源泉かけ流しの温泉に入り、自然の恵みをたくさんもらいました。

翌日は晴れたため、塩の道の「大網峠」を越えました。

急な上りも、励まし合いながら、かつ楽しみながら歩きました。

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道の途中には、茶屋や宿の跡や、お地蔵様など、昔の人々が歩いた足跡があり、子どもたちは「昔の人たちは60キロ背負ってこの道歩いたんだね?」と苦労を感じていまいsた。

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途中の白池で記念撮影。

下りの道は歌ったり走ったりと元気いっぱいでした。

全員で峠を越え、約10キロの道のりを歩ききることができました。

21日は締めくくりの大掃除をして、22日から最後の農家生活に入りました。















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