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入園から約2週間が経って
ようやく八坂美麻では、ツクシやノカンゾウなど、春を感じるものが増えてきました。
入園のつどいから約10日間が過ぎ、徐々に子どもたちも八坂美麻での山村留学生活に慣れてきたように感じられます。
4月12日(土)
雲ひとつない暖かい春の陽気の中、たくさんの活動をしました。
午前中は、八坂地区にある鷹狩山へハイキングへ。
生活班ごとに山頂を目指しました。山頂までは、みんなで話をしながら歩いたり、マツボックリやダンコウバイを見つけたりと、各班楽しく歩きました。
山頂へ着くと、北アルプスの雄大な景色が広がっていました。
初めてこの雄姿を見る子もいて、歓声を上げながら見入っていました。
みんなで、この北アルプスをスケッチしました。
スケッチの後はお弁当をいただき、記念撮影もしました。
午後は、池田町の相道寺焼の窯元へ茶碗作りに行きました。
1年間使う茶碗。窯元の先生に教わって、それぞれオリジナルの茶碗を作りました。
先生はとても簡単そうにお手本を見せてくれましたが、実際に作ってみるととても難しく、何度も作り直している子もいました。
ご飯がたくさん食べられるようにと大きなお茶碗を作る子、お茶碗を顔の形にする子、など個性あふれる茶碗を作りました。出来上がりは6月頃になります。
4月13日(日)
味噌作りのはじめの作業となる、味噌玉作りをしました。
センターの食事で使っている味噌は、すべて自分たちで作った味噌を使用しています。
今年の味噌作りで使用する大豆は、地元産の約70kg。
11日(金)夜に、中学生で大豆の選別や大豆を洗うなどの準備を行いました。
味噌玉作りは、昔ながらの方法の1つ。材料の麹が高価なものであったため、少しでも発酵を進めてくれる菌をつけるために、すり潰した大豆をソフトボールほどのサイズに丸めて干します。
味噌すり機で大豆を潰す作業から、丸めて干す作業までみんなで協力して作業し、約1時間で作業が終わりました。
今週末には、農家生活も始まります。
センターでは、まずは基本的生活習慣を身につけようと毎日がんばっています。