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修園
3月20日。
平成24年度八坂美麻学園の修園のつどいが行われました。
今年度も、30人の学園生が無事、この日を迎えることができました。
たくさんの方々の支えあってこそのこの1年間。
関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
まずこの修園のつどいは、「式」ではなく、お世話になった方々や保護者など
みんなが「つどい」、子どもたちの成長や成果を見届ける場であること。
堅苦しいものではなく、笑いあり、涙ありで大いに結構。
1年間の山村留学生活をやり遂げた子どもたちと、それを支えていただいた
農家さん、先生方、地域の方々。離れて生活した1年を乗り越えた保護者、
祖父母、兄弟。それぞれが「山村留学」にかかわる中で、様々な想いを抱え
ながら過ごした1年の締めくくりの場であり、さらには、新たな1年へ踏み出す
出発点でもあります。
1年の活動などをスライド写真で振り返ったあと、子どもたちが1年間の体験で
感じたこと、学んだこと、次への決意などを、マイクなし、原稿なしの大きな声で
一人ひとり発表していきました。想いがあふれて泣きながら、それでも最後まで
発表した子、堂々と次年度の決意まで言い切った子など様々。
そして、それぞれの担当の指導者から、言葉を添えて「修園賞」が手渡されました。
最後に、30人全員で「三宅島木遣り太鼓」を、感謝の気持ちをこめて精いっぱい
たたき、「山留のテーマ」を歌い、つどいを終えました。
修園賞の文面を紹介します。
「あなたは 本会育てる村学園において 平成24年度山村生活のきびしさに克ち
四季の自然に学び 成長期に必要な 人間の重要な体験を修めたことを賞します」
それぞれの新しい道で、さらに体験したことを熟成させ、深め、力にしていくこと
を願います。