八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
地蜂
2012年10月14日
センター周辺の土の中から、何やら小さくて黒いものが出入りしている・・・
ということは、地蜂(クロスズメバチ)の巣がある!とのことで、
急遽近くの方で詳しい方、その名も「地蜂の会」の方に来ていただき、
「地蜂とり」を行うことに。
夜7:00、みんなで穴の近くへ。
そこで、穴の中に煙幕を差し込んで蜂を酔わせ、その隙に巣を掘り出し
ました。「これは大きい!」との声に期待を膨らませていると、見事に
何重にもきれいに作られた蜂の巣が姿を現しました。
その後、ハチの生態等について説明を受け、翌日ピンセットでハチの子を
取り出して調理。「ハチの子のカレー粉炒め」に、みんな騒ぎながらも
しっかりと噛みしめて味を堪能していました。
ハチの子は長野県の食文化の1つでもあり、貴重なたんぱく源を摂取するために
欠かせない食材の1つ。
こんな体験も舞い込み、「虫を食べる」ことを舌で覚えた1日でした。