八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
地域交流
2012年05月31日
昨日から、センターは60人の大家族になりました。
というのは・・・
通学合宿は、八坂美麻の両公民館が主催し、毎年行っているものです。
地元の八坂小学校5年生、美麻小学校4年生の子どもたちが、山村留学生と同じように
センターから学校に通い、週末にはキャンプを行うという内容のもの。
山村留学センターは、山村留学生だけのものでなく、やはり地域の方々との交流
拠点でもあり、地元の子どもたちにも山村留学生が体験している内容を是非体験し
て欲しいと思っています。
今回は、八坂小5年生8名、美麻小4年生12名が普段の学園生30名に加わり、
指導員も含めると総勢約60名の大家族となりました。
汗だくになってセンターに到着すると、まずは宿題を終わらせます。
全員集合したところで「開村式」を行い、5日間の予定や生活の流れ、
センターの使い方、約束事などについて確認しました。
「自分のことは自分でする」「相手の気持ちを考えて行動する」ことを約束し、
5日間を、楽しいことだけでなく、みんなで生活するなかで大切な何かを1つでも
見つけていこうと話がありました。
夕食後には、センター内の掃除もしっかりとやります。
山留生にとっても、「教える」ことを通して普段の生活を振り返る機会となり
1つの学びとなります。
掃除後には、山留生による太鼓の発表。この太鼓も、地元の子たちもこの期間で
取り組みます。
と、初日から盛りだくさんの内容。
地元の子にとっても、山留生にとっても、親元を離れ、
お互いに自己主張や譲り合いを繰り返しながら「生活」をするということ。
たくさんの学びがある5日間にしてほしいと思います。