八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
春の芽吹き
2012年05月08日
ようやく八坂美麻の地も春を迎えました。
冬が長いこの地域では、真っ白な雪景色の下で春を待っていたいのちの
芽吹きがとても美しく感じられます。
学園生の活動も、この連休中は田起こし、畑作業、山菜採り、味噌仕込みと、
春の始まりにふさわしい活動ばかり。
田んぼも畑も、できるだけ手作業で行います。
食べものが口に入るまでの過程、苦労を、しっかりと「労働」体験することで実感して
欲しいと思っています。
こちらは春の幸。
この日は保護者も集い、親子活動として山菜採りを行い、天ぷらうどんにして
山の恵みをいただきました。
そして山村の食文化、味噌仕込み。
これは代々山村留学生と保護者で毎年仕込んでいるもので、今年も150キロの
大豆に、米麹、塩を混ぜ、味噌作りを体験しました。
2夏をこえると食べられる長期熟成味噌。
毎日のセンターの食事にも使われています。
何でもやってみること。頭だけでない、体の感覚や感情をフルに使うこと。
まだまだ1年間の体験は始まったばかり!