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やまなみだより 月別アーカイブ(2012年5月)

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

地域交流


昨日から、センターは60人の大家族になりました。

というのは・・・

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毎年行っている、4泊5日の「通学合宿」が始まったのです。

通学合宿は、八坂美麻の両公民館が主催し、毎年行っているものです。
地元の八坂小学校5年生、美麻小学校4年生の子どもたちが、山村留学生と同じように
センターから学校に通い、週末にはキャンプを行うという内容のもの。

山村留学センターは、山村留学生だけのものでなく、やはり地域の方々との交流
拠点でもあり、地元の子どもたちにも山村留学生が体験している内容を是非体験し
て欲しいと思っています。

今回は、八坂小5年生8名、美麻小4年生12名が普段の学園生30名に加わり、
指導員も含めると総勢約60名の大家族となりました。

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稲作


新緑の美しい季節を迎えました。
田んぼにも水が入り、水面に映る木々の緑がさらにまた景色の緑を
深く、濃く感じさせます。

学園の田んぼ作業も進んでいます。
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学園で行う稲作体験にはどんな意味があるのか?

ただ単発的な体験ではなく、田起こしから脱穀まで手作業で行うことで、
日本の主食である「米」が出来上がるまでをしっかりと実体験してほしいと思っています。

もちろん、途中の草取りも子どもたちにとっては大変な「労働」。
しかし、毎日当たり前のように食卓にある「米」は、口に入るまでにどれだけの手間がか
かり、どれだけの歳月がかかるのかについても、実感して欲しいのです。

また、自然とのかかわりの中で、どんなに一生懸命手を尽くしても、気象条件や災害に
より収穫できない場合もあるということ。
収穫できなければ「生きるため」の食料がないということ。
収穫を祈る気持ちから、自然の神様にお供え物をし、収穫までを見守ってもらう「神事」
や、収穫を祝う「祭り」が生まれたこと。

子どもたちには、ただ体験のみならず、年間の大変な「労働」を、「協力」してやるこ
とで、多くのものを感じて欲しい。
そう願って、収穫の日まで、ブヨに刺されながらも素足で田に入り、汗を流し、手間暇
かける体験を積み重ねていきたいと思います。



春の芽吹き


ようやく八坂美麻の地も春を迎えました。
冬が長いこの地域では、真っ白な雪景色の下で春を待っていたいのちの
芽吹きがとても美しく感じられます。

学園生の活動も、この連休中は田起こし、畑作業、山菜採り、味噌仕込みと、
春の始まりにふさわしい活動ばかり。

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