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最初の週末
４月７日、８日は今年度最初の週末。
７日は、一年間食卓で使用する、自分だけのオリジナル茶碗作り。
８日は、「今、自分たちがいるこの場所はどれほど素晴らしい場所なのか」を実感するために
北アルプスを展望できる鷹狩山へハイキングに出かけました。
茶碗作りは、センターから車で約４０分、池田町にある相道寺焼の窯元さんで体験させていただきました。
継続生は「今年はどんな形にしようかな」と、車の中で構想を練っていました。
一通り作り方を説明していただき、各自の制作へ。
「持ちやすさ」を重視するか、「頑丈」なものにするか、「大きさ」を重視するかなどなど、
それぞれの用途に合ったものに仕上げていきました。
焼き上がりはおおよそ１ヶ月〜２か月後。
今からみんな、自分の茶碗で食事をするのを楽しみにしています。
また焼き上がりの様子を報告いたします！
８日の鷹狩山山頂からの景色はこうでした！
前日は雪がちらつく冬の景色でしたが、この日は雲一つない晴天。
まだまだ雪残る山道を登ること約１時間、山頂で待っていたのは雄大な山々と、山に抱かれた
大町市内や安曇野の大地。
「感動して涙が出そう！」と、目の前に広がる絶景にしばし見とれていました。
この風景を思い思いにスケッチし、山々を眺めながらお弁当を食べました。
下りは別の山道を通りましたが、みんな勢いよく「駆け降り」ていきました。
道なき道をショートカットしながらあっという間に下りました。
実は週末は、活動ばかりでなく、その合間には、みんなでサッカーをしたり、
ふきのとうを採ってきて料理したり、太鼓の練習をしたり、ミーティングをしたりと、
テレビやゲームがなくても「やりたいこと」だらけで過ごしています。
もちろん、「やるべきこと」もしっかりとやることが条件。
大自然に身を委ねながら、仲間とともに、思い切り心と体を動かして過ごす週末。
まさに「ありがたい」環境。
少年期に、１年間四季を通してこんな体験ができる山村留学生は、本当に幸せですね。
