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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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春のかおり


まだまだ寒い日が続いているセンター周辺。
それでも、朝のつどいではたくさんの鳥の鳴き声が聞こえてくるようになったり、子どもたちの「さむーい!!」という声も、あまり聞こえなくなってきました。
フクジュソウも顔を出しました

そんな中、春の訪れを感じさせてくれるものを、学園生が持って帰ってきました。
それは何かというと…

フキノトウ。
標高が低い集落に住んでいる学校のお友達が、クラス全員にとってきてくれたのだそう。
その学園生は「これでふき味噌作りたい!」と、うれしそうに持って帰ってきたのでした。

フキノトウを刻んでいると、部屋中に香りが広がります。
通りかかる子どもたちが「なんかいいにおいがする」と集まってきて、大人も「春のかおりがするなぁ」と鍋を覗き込んでいきました。
まずは下ごしらえから

刻んだフキノトウを油でいためたら、味噌や砂糖で味付け。
できあがったふき味噌は、その日の夕食でふるまわれました。
久しぶりの春の味に「おいしいねぇ」と舌鼓。
作った学園生も「おいしかったよ」と声をかけられ、うれしそうでした。


「あ〜早く山菜食べたいな」という声も聞こえてきて、暖かい春が待ち遠しい子どもたちです。















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