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極寒に耐えた！
キャンプは夏だけのもの、と思っている方、いませんか？
冬でも、雪が降っていても、キャンプはできるのです。
週末、アルペンスキー、クロスカントリースキー、雪中キャンプの3つの活動から自分がやりたいものを選び、活動を行いました。
「例年より寒い割に雪が少ない」と言われている今年。
気温マイナス１０℃を下回る中、かまくらを作り、夕食を作りました。
昼間は活動の準備とかまくら作り。
かまくらで寝てみたい！という子が多く、みんな一生懸命作ったのですが、雪質がサラサラで固まりにくく、全員が入れる大きなものを作ることはできませんでした。
残念・・・！！
かまくらをあきらめられず、食事作り開始は暗くなってから。
暗い中、雪の上での火起こしは難しいかなと思いきや、ほとんどの班があっという間に火をつけ、調理開始。
自分たちで考えたメニューを作りました。
この日はあっという間に時間が過ぎ、ご飯を食べ、あんか(中に豆炭を入れた湯たんぽのようなもの)を寝袋に入れて「おやすみなさい！」
今回キャンプにチャレンジしたメンバーは、雪の上で眠るのは初めてという子がほとんど。
寒かったり、落ち着かなかったりでうまく眠ることができなかった子もいたようです。
翌朝、真っ白な息を吐きながら「おはよう！」
みんなであたたかいうどんを食べ、２日目の活動が始まりました。
２日目はバームクーヘンづくりに挑戦。
生地を作り、竹の棒に巻きつけるようにして焼いていきます。
何層も生地を重ねていくので、時間のかかる作業。
何とか完成して、輪切りにした断面に年輪ができていた時は「ちゃんとできてる〜！」と感動です。
切り分けるのも待ちきれず、いただきますもそこそこにバームクーヘンをほおばり、「おいしい！」
寒さをこらえ、頑張って作っただけにおいしさもひとしお。
大きなバームクーヘンでしたが、あっという間にたいらげてしまいました。
寒さに耐えながらの２日間。
途中、冷えた足が痛かったり、使っていた軍手が凍ってびっくりしたこともありました。
活動を終えた子どもに感想を聞くと、「楽しかったしつらかったけど、とにかく寒かった。」「１回やるのはいい経験だけど、２回目はもういいかな。」「また来年もやりたい」などなど。
うまくいかなかったこともあったけれど、何とか自分たちの力で乗り切りました。
みんなよくがんばった！！