八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
学園生の田植え
2011年05月23日
棚田での田植えの翌日、センターの田んぼでも学園生たちによる田植えを行いました。
田起こしから始まり、代かきを経て、ようやく迎えた田植えの日。
今でも周辺地域では田の水路の入り口に榊(こちらではソヨゴという木を使います)を挿したり、田植えの日には俵や稲穂をイメージしたきな粉をまぶしたおにぎりをいただいたりしている農家さんも多いそうです。
厳しい自然環境と付き合いながらで営みを続けてきた日本人の「自然に対する畏れ」の体験として、お供え物として米、水、塩、黄な粉おにぎりを用意し、山の神様に田へ下りてきていただき、収穫までを見守っていただくという意味合いで、田んぼの前で祭事を行いました。
お供え物の黄な粉にぎりをいただいたあと、一斉に田植え開始。
全て手で植えていき、2時間後、センターの田んぼと、棚田で再生した田んぼの、合わせて3枚分の田んぼに小さな稲の苗が並びました。
今年も豊作になりますように!