八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
昔の農機具
2010年10月22日
10月17日、機械が出る前まで使われていた農機具を用いて脱穀を行いました。
9月25日に刈りとり、はざがけし天日干ししていた稲。
稲穂から籾の状態にするまで、足踏み脱穀機、千歯こき、とうみを用いての作業です。
田んぼにブルーシートを敷き、農機具を並べて作業しました。
食べられる状態の米になるまで、いくつもの段階を踏んでいるということ。
機械に頼るようになった今ですが、田起こしから始まり、夏の草とり、稲刈りまでできるだけ機械を使わず
たくさんの手をかけ、ようやくこの脱穀までたどり着く事ができました。
一粒一粒がいとおしく思えるようになるまでは、やはりこんな年間を通した体験が必要なのかも
しれません。
皆で育てた新米を味わう日が楽しみです。