八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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9月連休の選択活動で日本海へ
2010年09月21日
塩の道で繋がれている大町と糸魚川。
この間は、標高0mの海からおよそ3000mのアルプスの頂まで、豊かで多様な自然があります。
この大自然を舞台に、19〜20日の1泊2日で活動を展開しました。
まず訪れたのは、糸魚川市のフォッサマグナミュージアム。
地球の歴史や岩石、とりわけヒスイについての展示が充実した素晴らしい博物館で、何度来ても飽きません。
ここで学芸員の先生からレクチャーを受け、いざヒスイを探しに海岸へ!
もう一班は、能生漁港に移動して夕刻まで釣りをしました。
キャンプ場で両班が合流し、釣り班がゲットした海の幸をいただきながら楽しくキャンプをしました。
翌日は、改めて博物館を訪れ、先生に石を鑑定していただきました。
結果は・・・残念ながら、子どもたちは誰もヒスイに巡りあえませんでした。
それもそのはず、「宝石」ですから・・・、簡単に見つかるものではないのです。
が、唯一指導員一人ヒスイをとっていたことが判明。
先生から「おめでとうございます」と言われると、大きな歓声が!
帰りは、非電化区間の糸魚川駅から南小谷駅まで、車窓の展望に恵まれた大糸線に乗って帰りました。
標高0mから500m以上まで、エンジンを唸らせて走るディーゼル車は何とも味わい深いものでした。
この地に住まう幸せを感じる2日間でした。