小学生 唐花見(からけみ)湿原の自然観察会へ
唐花見(からけみ)湿原は、八坂の相川地区にあって、貴重な植物やトンボが生息しています。
1学期最後の週末2日目、小学生たち15名が、市の主催した自然観察会に参加しました。
前日に引き続き、この地の自然の素晴らしさを存分に感じ、味わってきました。
唐花見湿原は、170万年前、周辺の山々の崩落や地滑りなどにより、窪地の中に水がたまって出来たそうです。
このように長い年月をかけて作られ、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」や珍しい植物が生息するこの湿原ですが、近年は木道が老朽化により傷んできました。
そこで、ここ数年、地域住民のボランティアを中心に、木道の修繕作業に取り組んできました。
今年はその最終年で、八坂美麻学園からも職員2名が参加していました。
25日には木道の完成に合わせて自然観察会が開催され、小学生全員でこれに参加しました。
講師は、私たちの会がいつもお世話になっている倉科和夫先生(元大町山岳博物館館長)でした。
子どもたちは、かわいらしいハッチョウトンボを見つけると大興奮。
先生は、植物以外にも、昆虫や動物、古人の暮らしに至るまで、様々なことを教えてくださいました。
この地に住む幸せと有り難さを感じる会でした。
小学生 木崎湖へ〜北アルプスの大自然を満喫!
1学期最後の週末の一日目、小学生は仁科三湖の一つ、木崎湖に行きました。
この木崎湖は、糸魚川静岡構造線上の断層により作られた湖で、西側に北アルプスの名峰「鹿島槍ヶ岳」を控えています。
ここにお弁当を持って出かけ、一日楽しく遊びました。
学園センターに戻って夕食をいただいた後は、近隣の田んぼへみんなでホタルを見に行きました。
目の前を飛び交う蛍に、みんな感動と驚きでした。
小学生たちにとっては、夏の最高の思い出になったことでしょう!
夏真っ盛り!
7月17日〜19日の3連休は、各地で猛暑日が記録される中、ここ八坂
でも暑い日が続きました。
今週末の活動は、中学生の部活動の都合もあり、小中学生が別々に活動する
日がほとんどでした。
17日は田畑の草とり。夜はセンターの大掃除。
草とりは小学生15人と中学生1人という少ない人数でしたが、草の生長は待っては
くれません。稲の背丈より大きくなってしまっているヒエや田の雑草を、汗だくにな
りながらみんな必死でとりました。午前中で切り上げる予定でしたが、半分も終わらず、
午後も引き続き草とりに・・・。
それでもまだまだ雑草は残っているため、残りは平日の夕方などにやることにしました。
その後の2日間は・・・
美しき山々
現在学園生たちは農家生活中。
8月の最終週に予定している学園北アルプス登山の実地踏査に行ってきました。
今年の予定は「蝶ヶ岳」。
梅雨時期の合間でしたが、こんな素晴らしい雄大な風景と出会うことができました。
天候条件に恵まれないとなかなか出会うことのできない風景。
しかし、山頂で眺めていると、刻一刻と移り変わる風景に飽きる事はありません。
当日はどんな風景に出会えるのか。
学園生にも、こんな雄大な、心に刻まれるような風景と出会わせてあげたい・・・。
古老の苦労、技術、知恵に学ぶ
6月最後の週末、みんなで山中の廃集落に出かけ、もともとこの集落に住んでいたお爺さんにお世話になりました。
このお爺さん、なんと、数百メートル離れた場所に自噴する天然ガスをこの集落まで引き、村内で汲んできた鉱泉を沸かして入るというパワフルな方。
以前から、ぜひこのお爺さんの生きざまを子どもたちに見せたいと思っていました。
それがとうとう実現しました。
こんな環境や人に恵まれているのが、この土地の魅力。
まだまだたくさんの発見がありそうです。