八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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山の恵み
2010年06月01日
「自分たちがどれだけ素晴らしい場所に住んでいるのかを感じること」
八坂村内の鷹狩山に登り見る景色や、センターから見下ろすと広がる棚田と山並みの景色。
登下校中の道端でのあらゆる自然からの贈り物。
これらが、春夏秋冬それぞれにおいて、色を変え形を変え、まるで万華鏡のような変化を
見せながら目の前に広がります。
そんな自然からの贈り物を日々感じながら、子どもたちには、自然に感謝し、農作業や
畑作業、食文化体験や季節の山の恵みとの付き合いを通じて、「生きるために食べる」
という価値観を、1年かけてじっくりと実感・体感しながら身につけて欲しいと願っています。
さて、この季節、自然からの贈り物を感じるものといえば、やはり「山菜」。
5月の山菜キャンプでの1コマです。
たらの芽、コシアブラ、ウドの天ぷら・コゴミのマヨネーズ和え・ウドの酢味噌和え・ウドのキンピラ
山菜味噌汁・たらの芽の胡麻和え・・・・
なんと贅沢なキャンプでしょう・・・。
また、指導者たちも自己研修を兼ねて山菜採りに出かけ、子どもたちの食卓に山の恵みを
加えることも心がけています。
これは5月末のある日の夕食。指導者が日中採って来た山ウド・ウドブキ・コゴミを調理し、
夕飯の食材として全員でいただきました。
山ウドの天ぷら・コゴミのマヨネーズ和え・ウドブキのマヨ醤油和え・山ウドのキンピラ・
山ウドの酢味噌和え。
贅沢な山菜定食は、自然からの贈り物を、食感と味と香と、からだいっぱいに感じさせて
くれました。
さて、6月はどんな恵みを食卓へ届けられるでしょうか・・・。