鷹狩山山頂から北アルプス!
4月18日、日曜日。
この日は朝から空が青く晴れ渡っていました。
午前中は、延期した鷹狩山の軽登山へ。
「自分たちは今どんな場所にいて、生活しているこの土地がどんなに素晴らしいのか」を、
しっかりと自分の目で見ておこうと、八坂で一番標高の高い(1164m)鷹狩山へ向かいました。
ネイチャートレイルと舗装道路は山頂まで続いていますが、毎日10kmを歩いている山留生には
物足りません。前日の雪が残る道なき道の斜面を、木々をかき分けながら上へ上へと登っていきました。
鷹狩山の頂上には、展望台もあり、北アルプスの山々が屏風の様に広がる雄大な
景色を一望することができます。
頂上に到着すると、「おおー!!」と声を上げ、雪残る北アルプスの山々を前に
感動しきり。汗をなでる春の柔らかな風に吹かれながら、しばし深呼吸を繰り返しました。
下りはジャングルを駆け回る人々のように、「ホーゥ!ヒョー!キャー」などと
奇声を上げながら、くねくね曲がるネイチャートレイルを一気に走って下りました。
三寒四温を繰り返しながら春に一歩ずつ近づいていきますが、心地よい汗を流し、久々に半そで
で過ごすことのできた暖かな1日となりました。
午後は味噌作りの第一歩、「味噌玉作り」をしましたが、また次回に紹介いたします。
またまた春の雪!
今日は4月17日。
これらの写真は以前撮った冬の景色ではなく、今朝のセンター前の風景です。
各地で積雪情報が飛び交いましたが、ここ八坂の地でも、辺りはどっさりと
雪をかぶりました。
再び冬景色に・・・
ここ数日は夏と冬を行き来する陽気。一昨日は気温が20℃以上まで上がり、
登下校する子どもたちは汗だくで歩いていました。
昨日と今日は一転して真冬の寒さに。この雪景色の中、子どもたちは学校
に歩いて行きました。
八坂美麻の魅力は、この自然の豊かさと四季の移ろいの美しさ。
週末はアルプスをスケッチする予定です。
子どもたちは、新雪をまとったアルプスを見て、きっと驚き感動すること
でしょう。
茶碗作り&安曇野散策
4月10日。
入園のつどい後初めての週末。
この日は、まださくらの開花が遠く感じられるここ八坂美麻の地でも、
春の足音が聞えてくるような暖かい1日でした。
まだ雪残る北アルプスの山々も、青空をバックにくっきりと姿を見せていました。
この日の活動は「茶碗作り」と「安曇野散策」。
食事時に1年間使用する茶碗を、池田町にある「相道寺焼」に作りに出かけました。
また、「相道寺焼」から「池田町立美術館」までの約5kmを、青空によく映える
北アルプスや、道端に咲く花々を眺めながら散策しました。
池田町立美術館の前庭で昼食をとり、午後の自由時間では、庭の小川で遊んだり
追いかけっこをしたり、芝生の上で寝転んだりと、心地よい時間を過ごしました。
茶碗作りでは、作り方を教わった後、ろくろを回しながら思い思いの形に土を
変形させていきました。
いよいよ
4月4日、八坂学園35期、美麻学園19期の入園のつどいが行われました。
今年度、八坂美麻学園としては34名の山村留学生、指導員8名、総勢42
名、そして八坂美麻両地域の農家の父さん母さんと、1年間を「家族」とし
て過ごします。
修園しました
3月19日(金)八坂学園34期生、美麻学園18期生の修園のつどいを行いました。
まず、スライド写真を見ながら、この1年の生活や活動の紹介。続いて、この
1年で成長したことや感じたことを原稿無しで発表しました。
小学生の中には「荷物整理が出来るようになった」「性格が明るくなった」。
中学生は「個人体験で一人で暮らし孤独を味わい、仲間の大切さを知った」。
「人に感謝を出来る人になりたい」と次年度に向けて抱負を述べる子もいました。
それぞれの発表後は、担当の指導者から一言ずつ添えられて、『修園賞』
(この1年をやり遂げたことを褒め讃えるもの)が手渡されました。
最後に『山村留学のテーマ』(16年前に、山村留学生が自分達の体験を
もとに作詞した)を全員で思いをこめて歌い、1年間の山留生活が終わり
ました。