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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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GS大会に出場、最後はSDK検定を受検しました


最後の活動日となった3月7日(日)は、午前中に数名が、鹿島槍スキー場で行われる
「ジャイアントスラローム(GS)大会」に出場し、午後は全員で今シーズンの総まとめ
として、「育てる会(SDK)検定」を行いました。

大会に出場したメンバーです   上級班です

今年は暖冬で雪不足と言われながらも、9〜12回(個人差あり)の活動を行いました。
希望者は大会にも参加し、自分の実力を試す機会にもなりました。どの子も通学で
1年間歩き通した子ども達の足腰は強く、上達ぶりも驚くほどでした。早くもそれぞれ
が目標を掲げ、来シーズンを楽しみにしているようです。

土曜の深夜から降り出した雪のおかげで、当日は数十cmの積雪がありました。
いわゆる「新雪」なのですが、前日は一日雨だったため新雪の下はアイスバーン
になっていたこと、競技後半になってくるとコースが彫れていることなどから転倒者
が続出しました。しかし、出場した9名は、全員落ち着いてゴールまで滑りきることが
出来ました。地元のスキークラブの子ども達や同会の大岡ひじり学園の子ども達と
同じ舞台で戦い、貴重な体験になりました。
気合入れて滑りま〜す!  「それいけ〜!」スタートの様子

午後は、今シーズンの総まとめとして、スキー検定(育てる会独自のもの)を行い
ました。検定を通して、自分の技術レベルを知り、課題を持って来シーズンに繋げる
ことを目標としています。

昼食後に大会出場者と合流し、級別に分かれて行いました。今年スキーを始めた班は、
ハの字の「プルークターン」。中級班は板を平行にする「パラレルターン」で「大回り」
「小回り」。上級班は中急斜面で「大回り」「小回り」「総合滑降」を滑りました。
SDK検定の様子

次年度も留学を継続する子は次の目標を決めたり、レベル班を上げると張り切り、修園
する子は「短期行事や親子スキーに来園して滑るぞ!」と宣言するなど、学園のスキー
活動は終わったとはいえ、子ども達の中では、まだスキー熱は冷めないようです。















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