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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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炭焼き作業(窯出し・灰かけ)をしました


(原木の)「窯出し・火入れ」の2日後に、今度は(原木の)「窯出し・灰かけ」を
しました。窯口を塞いでいた粘土と石をはがし、入口を開けると、窯の中は
高温が保たれているので、炎が赤々としていました。
取り出した直後の炭です  慎重に炭を取り出しています

子どもたちは「熱〜い」「赤〜い」「燃えてる〜」「宝石みたい〜!」と釘付けに
なって見つめていました。
窯の中が赤々と燃えています

次に、柄が長い専用の道具(長い耳掻き棒のようです。上の写真の右下の棒)を
窯の中に入れ、炭をかき出します。窯口付近は大変熱く、作業した子ども達は顔を
真っ赤にしながら、炭をかき出していました。指導して下さった農家の父さんは、
手際よく一度に大量の炭をかき出されていたので、子ども達は「さすが父さん!」
と感心していました。
かつては炭焼き職人だった父さん  棒はなかなか重たい

その後は、炭に灰をかけて冷まします。
(この作業は白炭の大きな特徴で、白炭の表面に付いている白い粉はこの時に
ふりかける灰だそうです)。「窯出し」が終わり、数時間後に灰の中から炭を取り
出して完成しました。
昨年度に続いて、2回目の炭焼き。子どもたちにとっては貴重な経験になりました。















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