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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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炭焼き作業(窯入れ・火入れ)をしました


もともと学園では、十数年前から炭焼き体験を行っていたのですが、炭焼き小屋が
古くなり3年前に農家の父さん方に協力して頂いて、センター池前に立派な窯を
建てました。建て替えて2回目の「炭焼き」です。かつて炭焼き職人だった受入農家
さんにも手伝って頂きながら行いました。木炭は燃料用ばかりでなく多方面で利用
でき、ここ最近、エコ生活や田舎暮らしなどで注目されています。
センターでは、木炭の中でも「堅い・火持ちがよい・煙が出ない」と優れた性能を
持っている「白炭」を作りました。
窯の中で原木を並べていきます

子ども達は2月5日(金)の夕方、学校から帰園すると炭焼き小屋に集まり、
「窯入れ」をしました。辺りは暗くなり、雪がちらつく中、子ども達はリレー
方式で、数日前に薪割りした原木を窯の中に運び入れました。
雪がちらついていました。 原木を窯に入れます

全ての原木を入れ終わると、入り口に石を積んで泥で固めました。
その後はいよいよ『火入れ』と言って、火をつけて窯の中を暖めます。
窯の中の温度は、黒炭より高温の約1,000〜1,200℃で、約1〜2日かけて焼き
上げます。一晩中、煙がもくもく立ち込めていました。















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