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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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寒干し大根を作りました


1月17日(日)、食文化体験として、信州の風物詩とも言われる「寒干し大根」を
作りました。「凍み大根」とも呼ばれていて、この地域では、冬の寒さを利用した
保存食として、昔から作られています。独特の触感で、いろいろな料理に使われて
います。

大根を吊るして完成です   これが「寒干し大根」です

まず、中学生男子が、畑に行き、雪の下(ムロの中)に埋めてある大根を
掘り出しました。次にセンターで、小学生男子が、掘った大根を樽の中で
きれいに洗いました。
厨房の中でスタンバイしていた女子は、それらの大根を1cm幅に輪切りし、
大鍋で茹でました。寒空の下で作業する男子とは違い、暖かい厨房の中で
作業する女子は、「味見、味見」と言いながら、生と茹でた大根の両方を
パクパク食べていました。
大根が茹で上がると、箸で中心に穴を開け、ワラを通して束にしました。

女子の担当は大根の皮むきです  農家の母さんに教わりました

最後に、軒下に吊るして完成です。「寒干し大根」とは、寒さで大根の水分が凍り、
また、太陽に当たって大根の水分が乾燥する、この両方の繰り返しで美味しくなり
ます。独特の触感で、煮物にすると味がしみ込んで、美味しくなる寒干し大根。
食べられる日が待ち遠しいです。















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