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雪中キャンプに挑戦しました
1月に入ってからの週末は「アルペンスキー」の活動がほとんどでしたが、
16日〜17日は、「アルペンスキー」と「雪中キャンプ」の選択活動にしました。
キャンプを希望した挑戦者は、男子6名。しっかりと防寒をして出発しました。
左上:火が起こしに苦戦し、うな垂れて泣き出した様子。
右上:かまくらを作り、その中に入って一人で寝ようとする中学生男子。
思い通りに行かず、苦戦しましたキャンプでしたが、数々のドラマがありました。
活動場所は、センターから数キロ先にある美麻地籍の女犬原(めいぬはら)。
かんじきやクロカン用のスキー板を持って、雪深い中を歩いて行きました。
火を起こすにはまず、地面まで雪を掘らないといけません。1mほどもある
積もった雪を掘るのは大変でした。
火が起こせて食事にありつけたのは、小学生ペア。お腹が満たされて幸せそう
でした。しかし、この2人温かい食事は食べたものの、日中に寝床(かまくら)
を作っていなかったため、夜になって大慌て。泣いても叫んでも誰も助けては
くれず、辛い時間を過ごしました。
火起こしが出来なかった子は、シャリシャリに凍ったリンゴをかじるだけでした。
だんだん寒さが堪え、このままキャンプを続けるか、センターに帰るかを判断
するところまで追い込まれてしまいました。ただ1人の小学生は、ギブアップし
センターに戻ることに決めました。
いろいろと葛藤がありましたが、5人はキャンプを続けることに決めました。
夜。中学生1人はかまくらに入り、中学生2人は雪の上に建てたテントの中で、
小学生2人は近くのログハウスの中で寝ました。
前夜はそれぞれ自分との闘いがありましたが、翌日は爽やかな晴天になり、
みんなの顔もホッとしたようでした。