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小学生アルプス登山、中学生船舶活動の予定が・・・
8月29〜30日は、もともと小中に分かれ、小学生アルプス登山、中学生船舶活動という予定でしたが、前線通過のため大気・天候が不安定で、アルプス登山は実施出来ませんでした。
予報通り、29日午前は雨・・・。しかし、午後から雨が上がり、翌日の夕方までは雨に当たらずに済んだので、中学生は予定通り船舶活動を実施し、小学生は登山に代わる大きな活動に臨みました。
29日に女犬原(めいぬはら)でキャンプし、翌日は八坂の北端から南端まで、山道や古道を繋ぎ、約12kmの道のりを踏破しました!
八坂には、古人が生活に使っていた古道や廃道が縦横無尽に走っています。
今回、小学生たちは、美麻地籍の女犬原(めいぬはら)でキャンプをした後、八坂北端の槍平(うつぎだいら)から南端の万仲(まんじゅう)まで、約12kmを踏破しました。
道中に点在する廃集落や廃屋では、足を止め、古人の生活に触れました。外から廃屋の中を覗き込むと、いろりの跡や養蚕、炭焼きの名残りを垣間見ることが出来ました。まるで、生活する人たちの姿が浮かび上がってくるかのようでした。途中、炭焼きの職人さんが仕事をしていたので、作業小屋に入れてもらい、出来上がった炭や窯を見せていただくことも出来ました。
午後になると晴れ間が広がり、峠や山を越えていくと、次第に展望も楽しめるようになってきました。こうして、丸1日かけて、八坂を北端から南端まで約12km踏破しました。
小学生とはいえ、毎日山道を通学しているだけあって、やはり山村留学生の足腰と精神力は強いものです。