八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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破竹採りに出掛けました
2009年06月12日
6月に入ると、子ども達は通学路で、タケノコを採って帰るようになりました。
「タケノコごはんが食べたい!」とリクエストするほど、タケノコが大好きな様子。
5日(金)の夕食に『タケノコごはん』が出ると、皆大喜びでした。
ならば、「本格的に採りに行こう!」と、6日(土)の午後、希望者十数名が
タケノコ採りに出かけました。
センター前から道が続く、ネイチャートレイル(自然観察路)の1つ、『地捨(じしゃ)
の田の道』のコースを歩きました。このコースは、もともと村道(小中学校の通学路)
として利用されていましたが、廃道になっていたものを復元した道です。
コース中に、上から竹が覆いかぶさる程の竹藪があります。この竹の根元に顔を
出した筍は、『破竹(はちく)』と呼ばれ、生長が早く、一般の筍より少し細目なのが
特徴です。カゴ1杯分の破竹が採れました。
コース名の『地捨の田』という集落には、昭和30年代まで民家が数件あったので、
当時の生活の名残があり、やかん、ガスボンべ、一升瓶などが点在していました。
動物の糞も見つかり、子ども達は「探検みたい!」と少々興奮気味でした。
採れた破竹を、その日の夕食に、鯖の缶詰と合わせた煮物にしました。
アクが少なく柔らかかったので、子ども達には大好評!御飯が進みました。