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田んぼと畑に「苗」を植えました。
5月23日(土)午前11時前。子ども達は各農家宅から、センターに帰ってきました。
今日から約3週間のセンター生活が始まります。翌日の日曜日は雨予報だったので、
この日の午後から、畑作業と田んぼ作業の両方を行いました。
<畑作業:苗植え>
約2週間前に、『畝立て・マルチ張り』の作業を済ませてあったので、今回は夏野菜
中心の種や苗を植えました。苗は、「トマト(ミニトマトも)、ナス、キュウリ、ピーマン、
オクラ、ズッキーニ、モロヘイヤ」。種は、「青シソ、ラディッシュ、枝豆、人参」です。
数種類にもなるので、事前に見分けられるよう、子ども達に問題を出したところ・・・
一般的で特徴があるものは、正解率が高かったのですが、やはり難しかったのは、
子ども達にはあまり馴染みがない、「モロヘイヤ、ズッキーニ、オクラ」の苗でした!
苗や種の学習をした後、畑へ移動し、生活班ごとに植えていきました。
畝の場所に穴を掘り、水を注いで苗を入れ、上から土を被せました。
支柱が必要な野菜は、周辺で拾ってきた枝木を差してヒモで結び、霜や風に
弱い苗類にはビニールの囲いをしました。
<田んぼ作業:田植え>
畑の苗植え作業の後、裸足になって田んぼに移動しました。作業に入る前に、
田んぼの一段上の場所に祭壇を立て、『春祭り』という式を行いました。
本格的な形式ではありませんが、皆で1年の健康、作物の収穫と豊作を祈念しました。
式の後は、神様にお供えした『黄な粉おにぎり』を頂きました。「黄な粉」をまぶす理由は、
黄金色に実る稲穂をイメージしているようです。
昨年度の子ども達が作った大豆を石臼ですり潰して使いました。
2升分の黄な粉おにぎりを31名の子ども達でぺロリと平らげ、腹ごしらえ完了。
いざ田んぼへ!
手植えになるので、田んぼには線が引かれていました。生活班ごとに一列に並び、
ご近所から頂いた苗を持って、田植えが始まりました。泥に足を奪われながらも、
その感触を楽しみながら、植えていきました。植える苗の本数が多い少ない、間隔が
広い狭いなどはありましたが、手植えならではの田んぼになりました。
これから草取りなど、まだまだ田んぼ作業は続きますが、今から収穫が楽しみです。