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畑を耕しました
山村留学の重要な活動として、子ども達は、四季を通じて「農作業」による
労働体験を行っています。地元農家さんに指導して頂きながら、出来るだけ
機械に頼らず自らの手で農作業を体験し、「労をいとわず働く」「作物を作る
ことの大変さと楽しさ、収穫する喜びなど知る」という目的を持って活動して
います。
4月12日(日)、農作業の第一歩となる「畑起こし」を行いました。
耕運機は使わないため、一人ずつ鍬を持って畑に出掛けました。
センターの畑は3ヶ所あるため、生活班で分かれました。
まず、上の畑では、受入農家の父さんに来て頂き、鍬の使い方などを教わり
ながら耕しました。さすが、農家さんの鍬の振り方は本物!!
新入園生達は、最初、鍬を力任せに振り下ろしたり、腰が引けて上手く力が
出せないようでしたが、農家の父さんに教わりながら次第に要領を覚えて
いきました。
下の畑では、近所の農家さんが見に来られ、「今年も頑張ってくれな」とエールを
下さいました。ある程度耕した後は、苦土(クド)石灰という肥料を畑一面に撒き、
更に耕しました。
全員カッパを着て作業を始めたものの、晴天だったので、薄着(ランニング姿の子も)に
なって耕す子もいました。その甲斐あって、数時間のうちに、土が軟らかくなりました。
継続生達は、「一坪百姓」という名の自分専用の畑が与えられ、自由に野菜を育てる
ことができます。希望した子ども達は、全体の畑作業の後、与えられた畑を耕しました。
数人で協力してキュウリを作る子、「バジルを作りたい!」とハーブにこだわる子、
ヌカ漬けが好きなので、「絶対に立派なキュウリとナスを作る!」とそれぞれの頭の中
では、既に畑計画が出来ているようです。
昼食後も、引続き畑に出掛けて鍬を振る、気合が入っている継続生達です。