八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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自分専用のお茶碗作り
2009年04月17日
センターにはプラスチック製の茶碗がありますが、数年前から学園生らは自分達が
1年間使う茶碗を作っています。今年度は4月中に作ろうと、11日(土)に大町市隣り
の池田町相道寺(あいどうじ)の窯元に行きました。
窯元の部屋に入ると、机の上には、手動のロクロと粘土が置いてありました。
まず、先生が作り方を説明しながら、ささっと茶碗を仕上げました。小学生が
「すご〜い!どうしてそんなに速く作れるの??」と驚いて聞くと、
「毎日土をいじって作っているからね」と余裕で笑顔の先生。
説明後は、早速作業開始。粘土を丸めたり棒状にしてこねて茶碗の形を作って
いきました。粘土をロクロの上に置いて、手で回しながら形を作っていきます。
ロクロを回すのが楽しく、粘土がだんだん薄くなって横に広がってしまう子、穴が
開いてしまう子、丸い形にならない子、水をつけすぎてドロドロになる子、逆に乾燥
してヒビが入る子・・・どの子も思い通りの形にならず、何度も作り直していました。
先生に手助けしてもらう子もいましたが、成形が終わると、釉薬で模様を入れました。
作業開始から2時間後、全員の個性あふれる茶碗が出来上がりました。
この後の作業は、先生にお任せして作って頂きます。手元に届くのは6月頃。
茶碗作りの後は、窯元の近くにある池田町立美術館内の公園で、サッカー、
フリスビー、水遊びなどで思いっきり遊びました。