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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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キノコの植菌


4月4日(土)入園のつどいの2日後、今年度初めての活動である「キノコの植菌」を
行いました。センターの裏林には原木がずらり並んでいて、山留生が代々、この
時期にキノコの植菌をしてきました。秋や翌年の春になると、植菌した原木から
キノコが顔を出し始め、センターの食卓に登場します。今回の植菌で、キノコが苦手
な子も美味しく食べられるきっかけになったでしょうか・・・??

穴に種コマを入れています

今年度は90本の原木に、シイタケとナメコの2種類の菌を打ち込みました。
作業としては
?@原木(菌を打ち込む箇所)にチョークで印をつける。
?A電動ドリルで穴を開ける。
?B菌(種コマ)を穴に入れ、木槌で打ち込む。
?C裏林に運ぶ
全員では一斉に作業が出来ないので、生活班を2つに分けて交代で行いました。

ドリルで穴を開けます  種コマを打ち込んでいます

子ども達に人気だったのは、「ドリルの穴開け」と「菌(種コマ)の打ち込み」。
小学生の中には「ドリルをやってみたい!」と積極的な子がいました。指導員が
注意事項を告げると、ドリルを持つ顔つきは真剣になり、一穴ずつ慎重に開けて
いました。
また、1cm程の菌(種コマ)を原木の穴に入れ、木槌をポンポン鳴らしながら、
もぐら叩きの感覚(?)で、面白がって打ち込んでいました。

作業後は、後日に原木をひっくり返したり(菌に刺激を与えるため)、水遣りの仕事が
あります。この作業をする「キノコ隊」を募集したところ、数名が名乗り出てくれました。
キノコが苦手な子も「少しでも好きになろう」とメンバーに入っています。
今年の秋には、昨年度植菌したキノコが食べられるので、その日が待ち遠しいです。















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