八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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最初で最後のお鍋
2009年03月09日
冬になると、子どもたちから「鍋を食べたい」という要望が出てくるのですが、
鍋を出すとなれば6〜7名の生活班ごとに一つの鍋を囲んで食べることになる
ため、食事にかなりの時間がかかってしまうので、なかなか出してあげられな
いのが現実です。
3月6日(金)の夜は、しっかり時間を確保して、『水炊き鍋』を出してあげました。
鍋を出すと、班ごとに子どもたちの個性が出て、とても盛り上がります。
鍋奉行がいる班は、その子の指示に従って、鍋に具材を入れていきます。
煮えるまで待ちきれない子は、煮立つ前に蓋を開けてしまったり、生野菜
をつまみ喰いをして、まわりの子たちから叱られて思わず顔を赤くしていました。
ようやく鍋から湯気が出始め、具材が煮えたのを確認すると・・・
一気に鍋に群がる子。ひと段落してから静かに皿に取る子。
一人ひとりの性格が見て取れる光景でした。
中学生の班長が、手が届かない小学生の分を取り分けてあげる場面も
見られました。
締めはラーメン。
お腹いっぱいかと思いきや、麺が大好きな子どもたちには別腹。
どの班も最後のラーメンまでしっかり食べていました。
全員が学校から帰園してから食べ始めたので、何と終了したのは20時20分・・・!
時間がかかってしまいましたが、久しぶりに鍋を囲み、楽しい食事になりました。