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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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新しくなった窯で炭焼き


2月5日(木)夕方、子どもたちは2週間の農家生活を終えて、元気に
センターへ帰ってきました。
7日(土)は、もともと八坂・美麻両公民館主催の自然体験教室で
『クロスカントリースキーで鷹狩山の登山』を予定していましたが、
雪不足のため、あいにく中止になりました。

春の日差しのようです

代わりに、かつて炭焼き職人だった農家の父さんのに教わりなりながら、
『炭焼き』作業を行うことになりました。
もともと、八坂美麻学園では、十数年前から炭焼き体験を行っていたのですが、
炭焼き小屋が古くなり、2年前に農家の父さん方に協力して頂いて、トタン屋根が
ついた立派な窯を建てました。その新しい窯になって初めての炭焼きです。

燃料用ばかりでなく多方面で利用できる木炭。その中でも、『堅い・火持ちがよい
煙が出ない』と優れた性能を持っている「白炭」を作りました。

?@以前切り出した原木を、センター池前にある炭焼き小屋に運びました。
 
原木を窯に入れる?@  窯の中から受け取る?A

?A次は、窯に原木を入れる『窯入れ』作業。リレー方式で窯の中に入れていきました。
 ポイントは、原木が垂直になるように立て掛け、隙間なくぎっしりと入れることです。
 
?B原木を入れ終わったら、窯の入り口に石を積んで、泥で固めます。
 入口の3分の1を鉄板で区切り、その上部を粘土状の土で塗っていきました。
 

?Cいよいよ『火入れ』作業。火をつけて窯の中を暖めます。、キャンプ班の
 メンバーが代表で火起しをしました。皆が見守る中、すぐに火がつきました。
 
 窯の口を塞ぐ父さん

?C窯の中の温度は、黒炭より高温の約1000〜1200℃で、約1〜2日かけて
 焼き上げます。

今日の作業はここまで。一晩中、センター内に煙の匂いがたちこめていました。

炭焼きより泥遊び?















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