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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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農家訪問をして


春を思わせるような穏やかな陽気と景色

八坂美麻学園では、子どもたちはひと月の約半分を農家で過ごします。
今回の農家期間中に、職員が各農家さんを訪問し、子どもたちの様子を伺いました。

お家に上がると、コタツには、母さんの手料理がずらりと並んでいました。
お話を聞きながら、漬物、煮物、おやきなどなど・・・ご馳走になりました。

二件の農家さんから聞いた子どものエピソードです。

<Tさん宅>子どもたちが部屋で過ごしていたので、
母さんが、「ここに(山村留学に)来て、部屋の中にいたら、もったいない」
と声をかけると、子どもたちは、はっとしたように外に飛び出して行ったそうです。
しかし、部屋着のままだったので、「外で遊ぶならそれなりの格好をしなさい」
と言って防寒着を身につけさせ、再度送りだしたそうです。
それからは、呼んでも帰ってこないくらい、子どもたちは夢中になって遊んでいたそうです。

<Sさん宅>男子のみの農家さん。最近、母さんが趣味の編み物を始め、
ネックウォーマーを編んでいたら、子どもたちが興味を持ち、母さんに編み方を
教わったそうです。子ども達が、職員に編みかけの作品を見せてくれました。
コタツを囲んで、母さんと男子たちが、編み物をしている姿を想像すると・・・
何とも微笑ましい!!完成するのが楽しみです。

センター前池のアヒルとカモ















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