“ふるさとに帰ってきた”修園生
平成12年度から15年度まで八坂学園に在籍していた修園生の小濱翔君が、9月8日から26日まで教育実習のため、母校の八坂小学校に“帰って”来ました。
現在2年生の小濱君が行った実習は、通常の教育実習とは異なり、学生自身が受け入れ校を探して実習する「遠隔地実習」というもの。今回は、小濱君に賛同した学生2人と共に、授業の見学やT・T(ティーム・ティーチング)、運動会のサポート、授業等、幅広い教育実習を行いました。
前代未聞の稲刈り!?
9月23日学園の田の稲刈りに続き、27日にもOB保護者の棚田の稲刈りをしました。
何とも不運なことに、どちらも前日に大雨が降ってしまい、圃場は泥だらけ。本来ならば、乾いて固くなった田の中でスイスイと進むはずの作業が、まるで代かきのように足をとられ、終始悪戦苦闘。こんな稲刈りは初めてでした・・・。
台風の影響で日本海活動は中止。代わりに・・・
9月20日〜21日は、もともと海釣りやヒスイ探し、山越えなどをしながら原生林でキャンプをするという「日本海活動」を予定していました。ところが、台風の接近と通過に伴い荒天が予想されたため、敢え無く中止となってしまいました。
子どもたちの中から、「代わりに皆で一緒に楽しめることがしたい」という声が上がり、急きょ学園の運動会を行いました。
「山の学校」の運動会と選択・個別活動
9月13日に予定されていた八坂小学校運動会は、悪天候の為14日に延期になりました。
13日は、登校日になった八坂小学生や中学生部活動参加者以外全員で、田んぼの作業をしました。翌日14日は、青空が広がり、またとない運動会日和になりました。
そして、この週末、子ども一人ひとりの希望や意欲に応えるべく、数班に分かれて選択・個別活動を行いました。
八坂の切久保集落のお祭り
この地域では、四季折々のお祭りがしっかりと継承されています。中でも、秋祭りはもっとも盛大に行われています。9月6日から7日にかけて、センターの属する切久保集落の秋祭りが行われました。
土曜日の朝、集落内数箇所に高い幟(のぼり)を立て、お宮で榊や供物の準備をし、夕方からは夜祭りを行います。この夜祭りには集落内外から大勢の人たちが集まります。
日曜日の午後には、お宮で神事が行われます。
美麻小中学校の運動会
美麻学園生の通う美麻小中学校は、小学生69名、中学生49名、計118名の小中併設校です。標高1000メートルの山あいにあって、白馬連峰をはじめとするアルプスの山々の展望が素晴らしく、この景色に惚れ込んでしまう人たちも多くいます。
9月6日、この美麻小中学校で大運動会が行われました。「曇りのち雷雨」という何とも不安な予報でしたが、終日まったく雨に当たることなく、予定していたすべての競技を行うことが出来ました。