八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
アヒルの引越し
2008年07月09日
八坂美麻学園には、犬が1匹とアヒルが3羽、カモが2羽います。
犬の名前は「テル」で、3代目。かつては「ソダ」という名のヤギがいたそうですが・・・。
アヒルとカモは昨年度、売木学園からやってきたばかりの新人?たちです。以前はニワトリを飼っていましたが、ニワトリ小屋の網が何者かに破られてしまいました。そんな折、売木学園のほうから声がかかったというわけです。
最初の頃は、センターのそばにあるため池(地区の稲作用)に放していたのですが、地区での稲作の開始と同時に、彼らは地域の方の田んぼへ進出するようになり、植えたばかりの苗をなぎ倒しては帰ってくるという暴れっぷり。
このままではいけないと、たまに池に水浴びをさせる以外は、ニワトリ小屋に監禁という方法をとらざるを得なくなってしまいました。
しかしさすがにそれでは不憫だと、我々職員総出でため池周辺から脱出できないよう、ため池の周囲に網を張り巡らせ、ついに汚く狭いニワトリ小屋からの引越しに成功したのでした。
アヒルたちは卵も産むようになりました。ニワトリの卵のLLサイズよりも一回り大きいLLLサイズです。新鮮な卵を使い、今までに「卵ボーロ」や「プリン」を作り学園生の食卓を賑やかにしました。