北アルプス登山
7月19日、20日の2日間で、北アルプス唐松岳(2696m)に登りました。好天に恵まれ、素晴らしい山景色を楽しむことができました。
このアルプス登山は、毎日の通学で培った心身の強さを発揮して達成感や自信を得ることや、自然の美しさや厳しさを感じることを目的に毎年行っているものです。昨年度は悪天のため実施出来なかったので、皆この登山を楽しみにしていました。
今回は八坂公民館との共催で実施し、地元住民の方々も参加しました。
船舶活動
長野県は8つの県に囲まれていて、海とはまったく接していません。そんな長野県の中でも、とりわけ八坂美麻は標高の高い場所に位置している(センター標高は910m)ため、子どもたちは、なかなか水に触れる機会がありません。
7月12日、13日の1泊2日、約2時間かけて諏訪湖に足を運び、船舶活動を行いました。この船舶活動は、やり遂げる喜びを感じ仲間と協力することや諏訪湖の現状を見て環境の問題を考えることを課題や目的して行っているものです。
アヒルの引越し
八坂美麻学園には、犬が1匹とアヒルが3羽、カモが2羽います。
犬の名前は「テル」で、3代目。かつては「ソダ」という名のヤギがいたそうですが・・・。
アヒルとカモは昨年度、売木学園からやってきたばかりの新人?たちです。以前はニワトリを飼っていましたが、ニワトリ小屋の網が何者かに破られてしまいました。そんな折、売木学園のほうから声がかかったというわけです。
小中別キャンプ
小学生はセンター近くのいこいの館で、中学生は八坂と接する池田町の大峰高原で、それぞれキャンプ活動を行いました。
小学生は6月28、29日の2日間、通学合宿に参加した地元生と一緒にキャンプをしました。前もって班ごとに献立を話し合って決め、キャンプではどの班もすべて自力で食事を作り上げていました。
中学生は、27日に学校から戻り、小学生たちと一緒に食事や掃除をしてからキャンプに出かけました。「夜逃げキャンプ」と銘打って出かけると、子どもたちは大盛り上がり。キャンプ地でテントを設営した後は、皆で火を囲んで楽しく過ごしました。翌日の昼まで自炊し、センターに戻りました。
美麻小学校通学合宿 6月25日〜29日
1ヶ月前に行われた八坂小学校の通学合宿に続き、6月25日から5日間、美麻小地元生を対象とした通学合宿を行いました。
美麻の通学路は、距離が長く(約5km)、標高差のある厳しい道のりですが、峠から百名山の鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳等を見渡すことが出来るアルプスの展望路です。この通学路を、山村留学生8名と小4〜6までの地元生参加者21名が一緒に歩いて通学しました。
体力や生活力に大きな差がある子どもたちでしたが、仲間同士がお互いに認め合い励ましあって、充実した合宿生活を送ることが出来ました。週末には、学園生たちと一緒にキャンプも行いました。
田の草取り
6月21日、田んぼの草取りをしました。私たちの田んぼでは、農薬をほとんど使っていないため、この時期は雑草との闘いになります。素足で田んぼに入り、人海戦術で苗間に生えてきた小さな雑草を抜いていきました。
同日、OB保護者の棚田の作業も行われました。この事業では、田植えや稲刈りだけでなく、草取りや草刈りなど田の管理も、出来るだけ参加者の皆さんの力で行っています。
どちらの作業も午前中いっぱいで終わり、センター下の棚田は整然とした姿になりました。