八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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通学合宿
2008年06月03日
5月27日から6月1日までの5泊6日、八坂小学校5年生を対象とした通学合宿が行われました。この通学合宿は、地元児童が山村留学センターに宿泊し、共同生活をしながら学校に通うものです。
普段はバス通学の子どもたちが長い距離を歩いて通学し、家庭を離れて集団生活を送るというのは、地元児童にとっても大変貴重な体験になります。こういった体験を通して、子どもたちが家庭の有り難さを感じるとともに地域を見つめなおし、山村留学生との交流を図ることが、通学合宿の大きなねらいです。
5泊6日の間は特別なことをするわけではなく、「寝起きを共にして一緒に通学する」という日常的な山村留学の生活を送ります。当然、洗濯や掃除など身の回りのことは自分でやります。
また、5年生15名が「共に生活した証し」として、普段は触れることの出来ない和太鼓に取り組みました。皆、最初は自信が持てず戸惑い気味でしたが、練習を重ねるうちに楽しさを知り、自信を持って叩けるようになってきました。最終日の解散式では、迎えに来た保護者の皆さんの前で堂々と演奏し、大きな拍手が沸きました。
合宿中は、太鼓以外にも、箱膳を使った食事を体験したり、キャンプで飯ごう炊さんをしたりと、学校生活だけでは味わえない多くの貴重な体験をしました。この間、山村留学生も、合宿に来た子たちに生活のことを教えてあげようと、張り切って生活していました。