八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
田植え
2008年05月28日
晴天のもと、幾重にも重なる棚田を眼下に、周辺地域では最後の田植えを行いました。
私たちは、日本人の主食である米を自分たちの手で育てることにより、稲作の過程や苦労を知ることが大切だと考えています。
始めに、苗を植える位置が分かるように、木製の線引きで線を引きます。
次に、代かきによってドロドロになった田んぼに入り、苗を植えていきました。
苗と苗の間隔が開き過ぎてしまったり、一度に植え過ぎてしまったものもあったので、植え直しをしながら、何とか作業が終わりました。
帰り際には、田んぼの畦や水路にたくさん生えているセリをみんなで採り、その日の夕食でおひたしにしていただきました。春の香りいっぱいでした。
こうして、学園の下に連なるすべての田の苗植えが終わり、青空と雲が水を湛えた田に映え、美しい棚田の景色が広がっています。