八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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畑作業 茶碗作り 2度目の農家入り
2008年05月13日
子どもたちも、山村留学の生活に慣れてきて、だんだんと「地」が出てくるようになりました。
週末には作業、活動などありましたが、子どもたちは疲れも見せず元気に過ごしています。
5月10日 畑作業
この日は、野菜の苗植えをしました。新入園生は、日常的に食する主だった野菜の出来る過程や作物の育て方を知ることを目的に、キュウリ、ナス、トマト、カボチャ、ピーマンなどの苗を植えました。
継続生は、個人またはグループで、決められた広さの畑を持ち、責任持って管理することにしています。各々が、自分の希望する作物の苗や種を植えました。
この日の午後は、田の代かきをする予定でした。ところが、水を張っていた田んぼがひどく水漏れを起こしていて、到底代かきの出来る状態ではありませんでした。そこで、後日職員が畦シートを張り直し、耕運機も数回かけて代をかき、ようやく水漏れが止まりました。
11日 茶碗作り
昨年度から、自分で作った茶碗を大切に使って食事をいただくことを目的に、隣町の池田町で茶碗作りをしています。この池田町では、昔から良質の粘土が露出し、「相道寺焼」という焼き物の歴史と伝統があります。
納得いく形にするのが難しく、苦労する子もいましたが、個性豊かな茶碗が沢山出来上がりました。これらは6月末には焼き上がる予定です。皆、自分で作った茶碗で食事するのを楽しみにしています。
12日 2度目の農家入り
センターに入るとき、農家に入るときは毎回、荷物はリュックに入れて、自分で持ち運ぶことになっています。新入園生たちの中には、センターに入るとき、必要以上に多くのものを持って来ていた子もいました。こうして子どもたちは、大荷物を持って通学し苦労することで、何が本当に必要かを考えたり、必要最低限のもので生活するという力をつけていきます。