八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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農家中の出来事
2008年05月01日
八坂美麻学園は、大町市八坂地区の切久保という集落にあり、私たち職員も地域住民の一員となっています。
八坂地区においても過疎化と高齢化は進行していますが、この切久保は、比較的若い人たちが残っている集落で、地域の行事や作業にも活気があります。
私たち職員は、集落住民の一員として、こういった作業や行事があるときには参加しています。
4月26日 棚田
八坂美麻学園では、子どもだけでなく、OB保護者を対象とした稲作体験・棚田保全事業も行っています。
冷たい雨の降るあいにくの天候でしたが、棚田の畦(あぜ)作りをしました。
この事業は、「農業体験をしたい」という保護者の要望と、「荒廃農地を整備し、棚田を保全したい」という地元住民の意向がタイミング良く合致し、昨年度から始まったものです。昨年度は3枚の田を復田しましたが、今年度は新たに4枚を整備し、計7枚の田を耕作します。
本事業を通じて、人的交流はもちろんのこと、物産の交流も会員間で行われるようになりました。このように、「体験」、「保全」にとどまらず、「交流」も本事業の大きな特徴、要素です。
27日 鷹狩山作業 春祭り 鷹狩山のお宮の参道清掃と切久保諏訪社の掃除、午後は一年の豊作を祈念する春祭りが行われ、職員も参加しました。